「麗猫伝説」 映画に対するオマージュ満ちあふれた作品でした☺️ | てるてるの小屋

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お家で映画館「麗猫伝説」(大林宣彦監督)

録画された作品を観ました。
日本テレビの「火曜サスペンス劇場」で放映され、後に映画公開されました。
かつては、「日本のハリウッド」と呼ばれながらも、映画不況に苦しむ「瀬戸内キネマ」の撮影所。
舞台は尾道(劇中では「瀬戸内市」)、これも尾道映画ですね。
30年前、制作中の「化け猫映画」を未完のまま、突如引退した伝説の大女優・竜造寺暁子(入江たか子)さんは、世間との交流を断ち小島に陰棲していました。
ルポライターの立原(峰岸徹)さんが島に潜入し盗み撮りした写真には、当時と変わらぬ姿の竜造寺暁子(入江若葉)さんが映っておりました。
瀬戸内キネマのプロデューサー(平田昭彦、坊屋三郎)は、起死回生のプランとして伝説の竜造寺暁子をスクリーンに呼び戻そうと、脚本家の志村良平(柄本明)さんを指名し、彼女に会うよう命じます。
良平さんの恋人で映画の進行係をしている陽子(風吹ジュン)さんは心配しますが、島に彼を送り届けます。
その島には、未完の映画の監督で完璧主義者で有名だった水森監督(大泉滉)が彼女の世話をしており、良平さんは屋敷に住み込みで脚本を書くことに。
暁子さんの姿を見たとたん、魂を奪われたように執筆にのめり込む良平さん・・・。
若さを失わない暁子さんの秘密を解き明かそうと潜入する立原さん、恋人の身を案じ島に乗り込もうとする陽子さん・・・。
 
化け猫映画の主演女優だった入江たか子さんと、その娘の入江若葉さんが親子共演。
映画に対するオマージュ満ちあふれた作品でした。