曇り空の週明けの朝、いまは寒いが、昼間は南風が吹いて暖かくなるらしい。
きのうの夕方、テレビのニュース番組を見ていたら、臨時ニュースが入ったとのこと。
「嵐」が2020年をもって活動休止するそうな。
20年間もトップを走り抜いてきたアイドルグループの活動休止のニュースは、すごい反響だったようだった。最年長のリーダー大野さんがおととしメンバーに思いを告げてから、いろいろ話し合った結論とのこと。
アラフォーのメンバーにとっては、まあいい選択だったのかな、と特にファンではないてるてるさんは思うが、ファンにとっては青天の霹靂でしょうね。
記者会見で、淡々と語るメンバーでしたが、「無責任ではないか?」の質問には、櫻井くんが色をなして語気強く回答していた。
うん、失礼な質問だと思う。
引き際というのが、難しいのだ。
例えば、メンバーに不祥事があったとかあれば、それをきっかけにみたいな判断はあるんでしょうが、絶好調の超特急を止めるのは大変なことだったろうね。
きのうは引き籠りでしたね。
ゲームしてました。
夜はお出掛けして、ファミレスで夕食&読書。
「アルスラーン戦記」の関連本「『アルスラーン戦記』パルス王国秘史」を読みました。
このお話しが、中世ペルシャの史実をモチーフに書かれていたんだな!ということはよくわかりましたが、それがどうした?みたいな・・・。
真夜中の宇宙のお話し
「恒星の一生」とは、ガスが集まって重力が増すと、核融合が起こり恒星が誕生する。恒星は水素の核融合で大きくなっていくが、水素がなくなると今度はヘリウムで炭素で・・・と対象を変えるにつけさらに巨大化し、青から赤色巨星となって行きます。その限界は「鉄」なんだそうですが、その恒星の質量によって終焉の形が異なります。
質量の低いもの(太陽さんもそうらしい)は、鉄の重力がさらに圧縮されると、外側のガスを吹き飛ばして圧縮し、「白色矮星」となっていく。大きいものは、核が支えきれず「超新星爆発」を起こしますが、残るものが「中性子星」なのか「ブラックホール」なのかは、やはり質量の違いらしい。
これが定説。
ところが、銀河系の中心の周りを公転しているはずの恒星の中に、迷走(それも超高速で)しているやつ(逃亡星)がいくつもあるらしい。
その原因は、銀河系の中心に超巨大なブラックホールがあり、重力のためその周囲を漂っている恒星が他の恒星の影響で弾き飛ばされたというもの。
さらには、恒星ちゅうものは「連星」が多くて、2つの恒星が回転しあってるそうじゃが、均等なわけではなくて、片方が赤色巨星になって肥大化していることがあるそうな。
そうすると、もう片方が赤色巨星のガスをどんどん吸収していく(バンパイア恒星)らしい。吸収されて白色矮星化しちゃったやつが反撃して吸収し返す(ゾンビ恒星)もあるようだ。
そんな中、バンパイア恒星が赤色巨星をちゅうちゅうしている最中に、赤色巨星が超新星爆発しちゃったらどうする?
運よく破壊されなかったバンパイア恒星は、ハンマー投げのように猛烈な遠心力で逃亡星になってしまうのだ。こんなのが太陽系に来ちゃったらたまらん!が、宇宙は広いということで・・・。
もうひとつの困った話は、「ガンマ線バースト」。
冷戦時の1960年代、アメリカはソ連が核実験を秘密裏にやってないかを確かめるため、人工衛星を打ち上げ、核実験で発生するガンマ線を測定しようとしましたが、1967年人工衛星がガンマ線を感知しました。おっと、ソ連やっちまったかい?!と思ったアメリカでしたが、それが地球上じゃなく太陽系外から発せられたものだとわかりました。これが偶然見つかった「ガンマ線バースト」でした。
このガンマ線バーストとは、恒星が崩壊するとき、超新星爆発でなく、両極方面に波動砲やトールハンマーみたいにドバっとガンマ線を放出しちゃうこと。その威力は半端なく、惑星なら一発で!みたいなもの。
実は、数年前地球にガンマ線バーストが向けられたそうな?!
ある夜、星空にひときわ輝く星が2秒間だけ見えました。各国の天文学者は直ちに調査したところ、70億光年先の恒星から発せられたガンマ線バーストだと判明しました。
運が良かったのは、それがあまりに遠かったおかげで、影響を受けなかったそうな。より近かったら、地球アウト!だったかもしれない。
このガンマ線バーストって、激しくしょっちゅう起こっているらしいんだけど、なにしろ宇宙は広いもんだから・・・免れているそうな。
う~む、想像を絶するお話しだな。