7月12日(火) 横浜DeNAベイスターズ対中日ドラゴンズ(横浜スタジアム)
6x対5と9回裏サヨナラ勝ちしました。
横浜DeNAの先発はドラフト2位右腕・熊原。ここまで一軍で中継ぎとして15試合に登板したが、今日が初先発!その立ち上がり、2四球を許すなどでいきなり2死1・2塁のピンチを招く。ここで森野の放った打球は一旦、センター桑原が追いついたかに見えたが、惜しくもグラブからこぼれ落ち、これが2点タイムリーツーベースとなり先制を許す…。
それでも熊原は粘りのピッチングを見せ、2回から4回まで無失点に封じる!力投するルーキーを援護したい打線は4回に反撃の狼煙を上げる!途中出場の白崎が中日先発・大野をとらえ、スタンド中段に突き刺す完璧な3号ソロホームランを放ち1-2と1点差に迫る!白崎は「打った感触は良かったです。負傷した宮崎さんのためにも、なんとしても打ちたかったです。チームのため頑張ります!」と真剣な表情。
ところが5回に熊原が捕まり、堂上、平田に連続タイムリーを浴びて2点を追加されてしまった…。その裏、4番がスタンドを沸かせる!2死3塁から筒香が甘く入った球を逃さず、看板直撃の2ランホームラン!!3-4と再び1点差に詰め寄った♪
先発の熊原は6回4失点という結果に「ブルペンでは少し緊張してましたが、試合では緊張することなくマウンドに立つことができました。低めにボールを集めることができたのは良かったのですが、1つ目のアウトを取るのに時間がかかってしまいましたし、先頭打者への四球だったり、無駄な四球が多かったことが反省点ですね…」と悔しそうな表情。
その後、横浜DeNAは7回に2番手にザガースキーを投入するも、森野にタイムリーを許して3-5とリードを広げられてしまう…。それでも諦めない横浜DeNA打線はその裏、再び4番がスタンドをどよめかせた!筒香が完璧にとらえた当たりは、遥か彼方ハマスタの場外へ飛び出す超特大ソロホームラン!!!筒香は「体がうまく反応してくれてとらえることができました。チームが勝つために、引き続き貢献したいです!」と2打席連続弾を振り返った。
さらに8回、横浜DeNA打線は中日3番手・岡田を攻め、先頭・梶谷、倉本の連打で1・3塁とすると、関根の内野ゴロの間に1点を取り、5-5の同点に追いついた!
9回は守護神・山崎康が2死1・2塁のピンチをしのぐと、最終回にドラマが待っていた!!!中日4番手の山井に簡単に2死を取られて延長ムードが漂い始めた中、打席に入ったロペスがひと振りで試合を決める!カウント2-1から高めに浮いた変化球を振り抜くと、打球は美しい弧を描き、レフトスタンドに飛び込むサヨナラホームラン!!!
嫌なムードを振り払う4本のアーチで見事逆転勝利した横浜DeNAが、連敗を4でストップ!
明日、オールスター前の最後の一戦も勝利で飾る☆
VICTORY!
4連敗でBクラス転落のベイスターズ。
好調さを誇っていたベイスターズ先発投手陣も今永、モスコーソ投手が2軍調整へ。山口投手負傷欠場でここにきて先発投手不在の状況に。
満を持してマウンドに立ったハマの番長も1回まさかの6失点、中継ぎ投手陣も連夜の大誤算、投手陣崩壊?!の状況に。
攻撃陣も切り込み隊長の桑原選手に迷いが?!筒香選手も昨日は3三振・・・。
天気とは裏腹のどよ~んとした雰囲気の中、ハマスタへ。

この日は、ちょっといい席。
この日の先発は、ルーキーの熊原投手。




初先発です。
1回表、熊原投手は、先頭の大島選手にフォアボールを与えると、バントで送られいきなりピンチを背負います。
3番平田選手を三振に打ち取りましたが、ビシエド選手にフォアボールを与えると、森野選手にセンターへの大飛球。

センター桑原選手が追いついたと思われたのですが、打撃のことでも考えていたのか、いったんグラブに収めて落球。2点タイムリー2塁打となってしまいました。

ドラゴンズの先発は左腕の大野投手。



1回裏、先頭の桑原選手は元気なくショートフライ、エリアン選手は空振り三振で2死に。
この試合から打順を5番から3番にした好調ロペス選手がレフト前ヒットで出塁します。


筒香選手もセンター前ヒットで続きます。


2死1・2塁のチャンスに5番の宮﨑選手が登場。

ところが、足にデッドボールを受けます。

これで、2死満塁。
これまた打撃好調の梶谷選手に期待が寄せられましたが、

しかし、梶谷選手はあえなくキャッチャーファールフライ。

絶好のチャンスをつぶします。
熊原選手は、2回以降はドラゴンズ打線を抑えます。
4回裏、この回の先頭は、デッドボールを受け退場した宮﨑選手の後に起用された白崎選手。
彼の一打は、レフトスタンドへ飛び込むホームラン。


1点差に追い上げました。

5回表、熊原投手は先頭打者にデッドボールを与えると、2死から堂上選手にセンター横へタイムリー2塁打を打たれてしまいます。


さらに、平田選手にもセンターオーバーのタイムリー2塁打を打たれ、3点差に。


5回裏、先頭の桑原選手がフォアボールを選び出塁すると、エリアン選手がレフト前ヒットを打ち、チャンスを作ります。


無死1・2塁でロペス選手を迎えますが、ショートゴロダブルプレー。
2死3塁となってしまいました。
打席は、筒香選手。

せめてタイムリーでも・・・、がライトスタンド「鳩サブレ」の看板直撃の特大ホームランを放ちます。



この2ランで、1点差に!
6回表を無失点で抑えた熊原選手は、6回89球、被安打3、6奪三振、6与四死球、4失点の内容。
打たれたヒットがすべてタイムリーというもの。フォアボールデッドボールを出してはタイムリーヒットという、実に効率のいい(?!)失点ではありましたが、次に期待が持てるピッチングでした。
6回裏、ベイスターズは2死1・2塁のチャンスを作りますが、桑原選手が凡退・・・。
ドラゴンズのラッキー7。

7回表のマウンドには、2番手左腕のザガースキー投手。



ザガースキー投手は、先頭の大島選手にセンター前ヒットを打たれ、2死後ビシエド選手との勝負を避け敬遠気味のフォアボールで、2死1・2塁に。
ここで、森野選手にタイムリー2塁打を打たれてしまいます。
なおも、2死2・3塁の場面で、ピッチャー交代、加賀投手がマウンドへ。


加賀投手は、福田投手にフォアボールを与え、2死満塁と、絶体絶命のピンチを背負いましたが、エルナンデス選手をレフトフライに打ち取ります。
ベイスターズのラッキー7。


7回裏、マウンドには先発大野投手に代わって福谷投手。


エリアン選手、ロペス選手が打ち取られ、2死で筒香選手が登場。

筒香選手は、今度はライトスタンド場外に消える超特大ホームランを放ちます。



またもや1点差に迫る一打でした。
8回表、マウンドは田中投手。



田中投手は2死後、大島選手にセンター前ヒットを打たれると、堂上選手にフォアボールを与え2死1・2塁で降板。
リリーフは須田投手。




須田投手は、平田選手をライトフライに打ち取りました。
8回裏、マウンドは左腕の岡田投手。


先頭の梶谷選手がライト前ヒットで出塁します。


続く倉本選手がバスターエンドランを決めます。




無死1・3塁と、同点のチャンスが。
ここで、関根選手がセカンドゴロ、その間に梶谷選手がホームイン。
とうとう、同点に追いつきました。
続く