5月15日(日) 横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース(横浜スタジアム)
延長12回、5対5と引き分けました。
4カード連続の勝ち越しに向けて、今季2度目の阪神戦登板となる先発の山口は、初回を3人でピシャリと抑える上々の立ち上がり!
その後も、勢いのあるストレートと低目の変化球を織り交ぜて序盤を無失点に封じる!
しかし4回、先頭の俊介にレフト左へのツーベースを許すと、2つの四球で満塁のピンチを招いてしまう。続く、リーグ打点王のゴメスを併殺打に打ち取る間に1点を失うと、鳥谷に高めのストレートを弾き返され、レフトスタンドへ2ランホームランを浴びてしまった…。
6回にも鳥谷のタイムリーで1点を失い、4点差で迎えた8回。3番手のルーキー熊原が阪神打線を3人で斬って取り、味方の奮起を促す好リリーフを見せる!!!
するとその裏、宮崎がライトフェンス直撃のタイムリーツーベースを放って反撃開始☆なおも2死2・3塁のチャンスで打席に向かう梶谷を、大音量のチャンステーマ「攻めまくれ」が迎える♪「絶対勝つぞBAYSTARS!」の大合唱の中、打席に立った梶谷だが、高々と打球を打ち上げてしまう。しかし、内野フライになったかと思われた打球をファースト・ゴメスが見失い、サード今成も捕球できずボールがポトリとグラウンドに落ちる!これが2点タイムリーヒットとなり、ついに1点差に迫った!!!
9回、4番手・大原の代わりばな、ゴメスに甘く入った初球を弾き返され、左中間スタンドにソロホームランを浴びてしまい2点差とされてしまった・・・。
それでもその裏、押せ押せのムード漂う横浜スタジアムの声援に後押しされるかのように、先頭のロペスが放った打球はグングン伸びてレフトスタンドに突き刺さった!ベンチはここで阪神の守護神・マテオを攻略すべく、好調の代打陣を送り出す!するとピタリとハマった采配は、代打・乙坂が左中間を破るツーベースヒット!続けて送り出した代打の切り札・下園がしぶとく一二塁間を破り、土壇場で同点に追いついた!なおもサヨナラのチャンスが続くが、あと一本が出ずに試合は延長戦へ突入した。
延長では10回を5番手の三上が3者連続三振に斬って取るパーフェクトリリーフ!11、12回を田中・須田が踏ん張り、無失点に封じる!!
なんとかサヨナラ勝ちを決めたい打線だったが、10回以降は阪神の継投の前に一人のランナーも出すことができず、延長12回、規定により引き分けとなった。
序盤から劣勢の試合を脅威の粘りで引き分けに持ち込んだ横浜DeNA。4カード連続の勝ち越しとはならなかったが、最後まで諦めない姿勢をハマスタに詰めかけてくれたファンに見せてくれた。来週からはビジターゲームが続くが、勝利を手土産に本拠地に凱旋する!
ハマスタ遠征6連戦の最終戦。



場外のステージでは、「YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2016」に使用されるユニフォームのお披露目が行われていました。


上空には、飛行船。


この日は、ベイスターズ山口投手、タイガース能見投手の投げ合い。



山口投手は、いつにない素晴らしいピッチングで、3回までノーヒット。


左腕の能見投手に対して前日同様右打者を揃えて臨んだベイスターズ打線はランナーを出すもののタイムリーがでない。
4回表、山口投手が突如乱れます。
先頭の俊介選手に2塁打されクリーンアップを迎えると、3番大和選手、4番福留選手にフォアボールを与え、打点王ゴメス選手の前にご馳走ともいえる無死満塁に。
山口投手は、絶体絶命の場面でゴメス選手を内野ゴロダブルプレーに打ち取り、1点を失うも2死3塁としました。
バッターは鳥谷選手、恐いのはワイルドピッチだなぁ、などと観ていたら、2ランホームラン喰らっちゃいました。

4回裏、先頭の梶谷選手が内野安打で出塁しますが、筒香選手以降が凡退。

6回表、山口投手は2死を取った後、ゴメス選手に2塁打打たれたあと、またしても鳥谷選手にタイムリーを打たれ、4点差に。
山口投手は、6回92球投げて、被安打4与四球4失点4、7三振を奪いながら、3本の長打と1本のタイムリーで沈んでしまいました。
タイガースのラッキー7。


7回表のマウンドはザガースキー投手。3人で抑えます。


ベイスターズのラッキー7。


8回表は、ルーキーの熊原投手。


熊原投手は三者凡退に抑えます。
4点差のベイスターズは、8回裏、打ちあぐねていた能見投手を攻略します。
先頭の白崎選手がレフト前ヒットで出塁します。


1死後代打柳田選手がフォアボールを選び1死1・2塁に。
桑原選手が凡退し2死となりましたが、宮﨑選手が初球をライトフェンス直撃のタイムリー2塁打で1点を還します。


なおも2死2・3塁で3番梶谷選手に打順が。ここで、左腕の高橋投手がマウンドへ。

梶谷選手は打ち損じてキャッチャーと1塁の間に高く打ち上げてしまった。だが、これをファーストとサードがお見合い?!2死でスタートを切っていた2者が生還するというタイムリー内野安打となりました。
続く筒香選手に一発でると逆転だぁ♪

・・・が凡退。
9回表のマウンドには、山崎(康)投手か?!・・・予想に反し昇格したばかりの左腕の大原投手が。



でも、打席には右のゴメス選手、初球からやっちまいました?!まさかの一発、1点差でさあ追い上げるぞ!でカウンターパンチを喰らっちゃいました。
9回裏、2点差で守護神マテオ投手が登板。

ところが、先頭のロペス選手がソロホームランを放ちます。



さらに1死後代打乙坂選手が左中間を破る2塁打を放つと、

代打下園選手がタイムリーヒット、土壇場で同点に追いつきました♪

さらに、2死後桑原、宮﨑選手がともにレフト前ヒットし、2死満塁に。


サヨナラのチャンスに打席に立った梶谷選手は・・・。

ショートゴロに終わり、試合は延長戦に。
10回表、マウンドには三上投手が。



三上投手は、三者連続空振り三振の圧巻のピッチング。
10回裏、ドリス投手の前に筒香選手以下が三者凡退に。
11回表、マウンドは田中投手に。


田中投手は、フォアボールのランナーを出しましたが、抑えこみます。
11回裏、続投のドリス投手は三者凡退に抑えます。
12回表、田中投手は先頭の今成選手を三振に打ち取ると、須田投手にスイッチ。



須田投手は後続を打ち取り、これでベイスターズの負けはなくなりました。
さあ、サヨナラだ!
タイガースのマウンドは榎田投手。
関根、宮﨑選手も凡退し、キーマン梶谷選手も・・・ピッチャーゴロでゲームセット。引き分けとなりました。
ドラマだったら、ツイてる男!でヒーローになってただろうにね。
まあ、負け寸前に息を吹き返したのだから、ね。
横浜遠征6連戦は、3勝2敗1分けという結果でした。
まあ、負け寸前に息を吹き返したのだから、ね。
横浜遠征6連戦は、3勝2敗1分けという結果でした。
頑張れ!横浜DeNAベイスターズ。