クリスマス寒波到来、晴れてて眩しくて寒い朝であります。
きのうは、映画三昧。
まずは前日に引き続き、ヒューマントラストシネマ渋谷へ。
1.「最強のふたり」
最強のふたりと言えば、「負ける気がしねぇなぁ」の下妻物語のふたりだと思うのですが、こちらはフランスの話。おまけに実話なんですって。
パリに住む貴族出身で大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)さんは、趣味のパラグライダーの事故で首から下が麻痺しています。
そのため、身の回りの介護を必要としています。
ところが、介護のために雇用された人は1週間と持ちません。
この日も介護人の面接が行われ、様々な資格を持った人たちが集まって来ておりましたが、ひとり風変わりな黒人の若者が、待ちくたびれて面接の部屋に押し掛けます。
その若者ドリス(オマール・シー)さんは、証明書が3枚あれば失業手当が出るので、早く「不採用」の証明をよこせ、と言います。
それを聞いたフィリップさんは、明日の朝取りに来い、と答えます。
ドリスさんが翌日屋敷に行くと、個室をあてがわれ、1週間の試用期間を告げられます。
介護経験がないばかりか、スラム出身で無教養、粗野なドリスさんの介護人生活が始まりました。
あまりに違いすぎるふたりですが、周囲の不安をよそに、「同情」をしない素直なドリスさんの姿に、フィリップさんの生活も変わっていきます。
ハチャメチャですが、心が熱くなりますね。
続く