最終選考会第２回は、「麒麟の翼」
「麒麟の像」じゃなくって、「麒麟の翼」。
自慢じゃないが、原作も読んでないし、ドラマも観とらんがな！
でも、すっごく良かった！
阿部寛さんはまり役ですね。
素晴らしい作品にしびれました。
東京日本橋の「麒麟像」の下で死んだ男、青柳（中井貴一）さん。
彼は胸を刺され、刺された場所から３００メートル以上も歩き続け、途中で助けも求めず、交番も素通り、８分近く歩いてきてこと切れたようだった。
容疑者はすぐに判明します。同じ頃、警戒中の警察官の職務質問を振り切って道に飛び出した青年八島冬樹（三浦貴大）さんがトラックに接触し、意識不明の重体に。彼は被害者のカバンを抱えていた・・・。被害者と容疑者には接点があった。しかし、疑問点も多い。
仕事先でも住んでいる所からもかけ離れた場所、家族の知らない男の行動。
所轄署の加賀刑事（阿部寛）は、警視庁捜査一課の刑事で加賀さんの従兄弟の松宮刑事（溝端淳平）とともに、青柳さんの足取りを追い、容疑者と同棲していた中原香織（新垣結衣）に話を聞きますが・・・。
なぜ、日本橋なのか？
なぜ、男は歩き続けたのか？
なぜ、麒麟に翼が・・・（は、違うか？！）
青柳さんは何をしていたのか・・・？
それが解明されないと、真実に近づけない。
感動の素晴らしい作品ですね。