もうひとつの「時をかける少女」ならぬ「時をかける少年」 | てるてるの小屋

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いい天気の日曜日、梅雨入り前のサービスですかな。

きのうは、午前中にT‐ジョイ大泉で、「虹色ほたる~永遠の夏休み~」という映画を観ました。
東映アニメーションです。
小学校6年生のユウタ君は、お父さんをバイク事故で亡くしています。
前の年、ユウタ君はお父さんに連れられて、ダムのある山に行きました。
そこで、お父さんからかぶと虫の捕り方と、ダムの底には昔は村があったということを教えてもらいました。
ユウタ君は、その地へひとりで行くことにしました。
そこへは、お父さんが事故で死んだ場所を通ることにもなります。
ユウタ君は、お母さんに無事ついた、夕食までには帰れる、と電話します。
かぶと虫は見つからず、山のなかをさ迷っていると、ユウタ君は不思議な姿をした老人と出会います。
水がほしいという老人にスポーツドリンクを与えると、「甘い水じゃな」と言い、嵐が来るから気を付けろ、と声を掛けるといなくなってしまいます。
その後、老人が予言した通り、それまでの好天が嘘のような嵐に襲われたユウタ君は、鉄砲水に押し流されて・・・、
気がつくと、心配気に見おろすひとりの少女が。
少女はさえ子といい、この近くに住んでいるそうだ。彼女は、ユウタ君に名前を聞くと、やって来たケンジ君に、「いとこのユウタ君だ」と紹介します。
「かぶと虫やクワガタがいっぱいとれるところ知ってる。明日取りに行こう」と言うケンジ君と別れ、二人は少女の住む家へ。
お母さんが待ってる、帰らなくちゃ!と電話をかけようとしますが、電話は見たこともない黒電話。ダイヤルを回すと、「お掛けになった電話番号は現在使われておりません・・・」
変なテレビには、キャンディーズ。新聞の日付は、1977(昭和52)年ですと?!
焦るユウタ君の前に、先程の老人が現れます。
どうやら、さっきの鉄砲水に流されて、ユウタ君は異次元の世界に来てしまったらしい。老人の話では、水のお礼に元の世界に帰してあげるが、手続きに1ヶ月くらいかかる、戻るのは一瞬なので、のんびり夏休みのつもりで・・・とのこと。
不思議なことに、さえ子と一緒に暮らしているおばあさんもユウタ君を違和感なく受け入れます。
やがて、ダムの底に沈むことが決まり、それぞれが最後の夏を迎える村にやって来たユウタ君は、不思議な夏休みを過ごすことになります。
そして、さえ子ちゃんにもある秘密が・・・。

もうひとつの「時をかける少女」ならぬ「時をかける少年」だあ。
とっても、素晴らしい作品ですね。

続く