チャイコフスキーの「第4番」 全力で頑張ってるって感じ 読響マチネーシリーズ | てるてるの小屋

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読売日本交響楽団の「東京芸術劇場マチネーシリーズ」コンサートに行ってきました。
会場は、池袋の東京芸術劇場。4月から改装に入る予定で、来月は用事があっていけないので、今回がしばしのお別れホールでした。
 
指揮者は、ブルガリア生まれのダネイル・ラチェフさん。風貌は、伊良部投手。
 
演目は、
1.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ベートーヴェンさんは、5つのピアノ協奏曲を作曲しましたが、「皇帝」と誰かが名付けたように、スケールの大きい堂々とした曲ですね。
ピアニストは、田村響さん。2007年にロン・ティボー国際コンクール(「のだめ・・・」にも出てくるコンクール)に於いて弱冠20歳で第1位に輝きました。
でも、風貌は、「特技:柔道」みたいな・・・。
指揮者とソリストが体育会系みたいなイメージ。
アンコールに応えて、弾いていただいたのは、ショパン:「6つのポーランド歌曲第5番」
 
2.チャイコフスキー:交響曲第4番
チャイコフスキーの後期の3つの交響曲は、とても有名ですが、第6番「悲愴」はそのタイトルの通り、「死」を予感させるような、絶望的な終わり方。事実チャイコフスキーにとっては、初演後に急死するという遺作となってしまいました。とっても美しい曲ですね。
第5番は、とっても元気の出る交響曲。
それでは、第4番は・・・。力いっぱい?!不思議な曲です。
冒頭から、金管楽器のファンファーレ的な旋律。オーケストラ、全力で頑張ってるって感じ。
暗めの曲なのに、シンバル、金管楽器大活躍。頑張ってるなあ。