「地球大進化 46億年・人類への旅」のスタートです。こちらは、2004年のNHKスペシャル、6回です。流れとしては、1987年の「地球大紀行」、1994年の「生命 40億年はるかな旅」、に続くものですね。
全編のナビゲータさんは、山崎努さん。
地球ができて、46億年。これを1年間のカレンダーにすると、人類の登場は、大晦日のカウントダウン前の3分前なんですと。人生80年は、僅か0.5秒に過ぎません。
でもそれまでの進化の歩みがあったから、今のわたしがいるわけで(神様が造ったと思いたい人は、どうぞご自由にお気に入りの神様造って下さい)、その歩みを地球の歴史とともに観ていきましょう!というテーマです。
地球ができて、46億年。これを1年間のカレンダーにすると、人類の登場は、大晦日のカウントダウン前の3分前なんですと。人生80年は、僅か0.5秒に過ぎません。
でもそれまでの進化の歩みがあったから、今のわたしがいるわけで(神様が造ったと思いたい人は、どうぞご自由にお気に入りの神様造って下さい)、その歩みを地球の歴史とともに観ていきましょう!というテーマです。
さて、第1集は、「生命の星 大衝突からの始まり」

【あらすじ】
最新の研究で、地球は誕生から大変動を繰り返して生まれた星であることがわかってきた。なかでも最大の変動は、40億年前に起きたと考えられている「全海洋蒸発事件」である。直径400キロの巨大隕石の衝突により、すべての海洋が蒸発し、海底さえも溶け出してしまった。太陽の表面温度に匹敵する4000~6000℃もの高熱の中、生命はどのようにして生き延びたのか?
今から46億年前、原始太陽を取り巻く塵の中から、惑星が誕生したのですが、水星―金星―地球―火星までの宇宙空間に20個のミニ惑星ができました。
最初はおとなしく太陽の周りをまわっていましたが、やがて、隣同士ぶつかる奴が出てきました。衝突して合体するとおおきくなります。1000万年かけて、衝突合体が繰り返されました。
水星は1個か2個、金星は8個が衝突合体し、火星はミニ惑星のままだったようです。
さて、地球は何個?
1.6個
2.8個
3.10個
4.12個
地球はその大きさゆえに、水分や大気を重力の力で外に逃がさず、生命を育む水の惑星を保つことができました。
かつて水をもっていた火星は、重力が乏しく、水を宇宙空間に飛散させてしまい、今はその痕跡を残すのみとなっています。
最後に合体したミニ惑星は直径500Kmもあり、あまりの衝撃に、地球内部も含め、大量の破片を周囲にまき散らしました。それらが集まってできたのが、お月さまでしたとさ。
ところが大きくなって重力を大きくしてしまったことで、よけいなお客様をいっぱい招いてしまいます。巨大隕石の衝突です。直径400㎞超級(日本列島よりでかい)の隕石の衝突は4回くらいあったようです。
で、40億年前に落ちた巨大隕石は、直径5000㎞のクレーターを作り、そこから厚さ10㎞の「地殻津波」が一瞬のうちに地表全体に伝わり、海は瞬時に蒸発し、地表は溶けだし、地球は火の玉の星になってしまいました。海にいた原始生命も絶滅しました。
ところが、しっかりと生き残ったやつがいたんです。どうやって生き延びたのでしょうか?
1.瞬間ワープで月に逃げた
2.地中に潜って生き延びた
3.高温でも負けないやつがいた
4.完全に絶滅して、リセットした
このように、地球は「母なる静かな星」ではなく、「父なる荒ぶる星」であったことが判明し、さらに、こんな試練にも耐え抜いてきた「ご先祖様」がいたから、現在のわたしたちがいるのだ!
とってもいいお勉強ができました。