読売日本交響楽団の東京芸術劇場名曲シリーズ・コンサートに行ってきました。会場は、池袋の東京芸術劇場です。
この日のマエストロは、1980年から83年まで読響の第4代常任指揮者、83年から90年まで首席客演指揮者を務め、現在は名誉指揮者のラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスさん。名字はどれなんでしょう?
1933年スペイン生まれ、スペインとドイツ・ミュンヘンで学び、「ラテン気質をもったドイツ正統派の巨匠」と評されているようです。
そんな巨匠がなじみの読響でブラームスですぞ。
演目は、
1.ブラームス:交響曲第3番
交響曲第1番を練りに練って、43歳に完成させたブラームスさんの50歳の時の作品です。
第3楽章の曲が有名ですね。
2.ブラームス:交響曲第1番
ブラームスの交響曲第1番は、まさにメインディッシュ。
第1楽章は、これでもか、これでもかと攻め立ててきます。
第2楽章のラストには、コンサート・マスターのヴァイオリン・ソロの美しい旋律が聴けます。ため息が出ます。
第3楽章は、飛び跳ねる感じ。
そして、最終楽章は、歓喜の歌・・・。
まるで、空から、光が差してくるかのような主題は見事です。
巨匠は、情感を込めて、素晴らしい演奏を引き出します。
すごい、すごい!第1番。
たまりませんね。