「余命」 つらい選択だなあ、男は何にもできないのかなあ、置いてきぼりだなあ | てるてるの小屋

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DVDで、「余命」を観ました。

「余命」・・・、いやな言葉ですね。
ひとは、必ず死ぬものだから、生まれたときから、余命何年で生きていることになりますが・・・。
困ったことに、いつ死んじまうかがわかんないから、それにおびえちゃうのだけど、切実に感じないと、あまり気にならなかったりします。
たぶん、死がゴールなのか「門」なのかわかりませんが、何かの原因でその時期がわかってしまうと、「余命」となるのかな。
「その日のまえに」とか、「ヘブンズ・ドア」とか、いろいろな作品がありますね。

主人公の百田滴(しずく:松雪泰子)さんは、大学病院に勤める外科医。彼女は、以前乳がんで右乳房を全摘出しており、再発すると根治は困難だと言われています。
そんな彼女を支え、結婚したのは同じ医大で学びながら、カメラマンとなった百田良介(椎名桔平)さん。あまり仕事がなく、家事で支えている感があります。

そんな彼女は、結婚10年目にして妊娠が判明し、喜びます。
ところが、乳がんが再発していることに気がつきます。
医師である、彼女は、ひとり検査をし診断します。

ふたりに授かった赤ちゃんを産むことは、たぶん最後のチャンスであり、そのことはがんの進行を早めることにつながります。
そして、2つの選択を迫られます。
・確実に死期を早めることになるが、赤ちゃんを産む。
・赤ちゃんをあきらめ、死期を遅らせるための治療をする。

彼女の実家である奄美大島を夫婦で訪れ、彼女はある決断をしますが・・・。

とても、考えさせられるお話でした。
自分だったらどう考えるかな、男の人と、女の人では発想が違うだろうなあ・・・。
つらい選択だなあ、男は何にもできないのかなあ、置いてきぼりだなあ、と落ち込んでおりました。