

宣伝では、「おくりびと」をひっかけていますが、ちょっと違うかな・・・。
何をやっても、なにかうまくいかないローズ(エイミー・アダムス)さん。
ハイスクール時代はチア・リーディングのヒロインで、アイドルだったのに・・・。
今はシングルマザー。何かと学校で問題を起こしてしまう息子オスカー君をかかえ、ハウス・クリーンの仕事で奮闘中。
ハイスクール時代の噂の恋人だったマック(スティーヴ・ザーン)とは不倫の愛人。
妹のノラ(エミリー・ブラント)さんは、もっと空回り人生。
父親のジョー(アラン・アーキン)さんも一獲千金を夢見て、空回り。
そんなローズさん、問題を起こす息子を私立の学校に入れるために、そして不動産業の資格を取るために、お金が必要、もっと稼げるものはないのか? そんな彼女に、マックさんから、「事件現場を掃除する仕事は大金が稼げる」という話を聞きます。
嫌がるノラさんを引きずりこんで、仕事を始めるローズさん。
確かに、お金は稼げるが、血まみれ、腐敗、猛烈な臭い!たまりません。
掃除道具の店で、必要な道具類を購入しようとしたローズさんノラさんは、自分たちが素人であまりに無知な事を思い知らされます。
店員のウィルソン(クリフトン・コリンズ.Jr)さんから、アドバイスを受けながら、「サンシャイン・クリーニング」をスタートさせます。
順調にいくと思われたのですが・・・。
ノラさんは、事件現場の部屋にあったポーチから、その人の娘と思われる女性の写真を見つけます。
実は、姉妹の母親は自殺をして、そのことがトラウマになっていたのでした。
ノラさんの失敗をもとに、仲違してしまう姉妹。
頑張っているのに、なんでうまくいかないのか・・・!、妹を許そうとしない姉。
ふたりは、幸せになるのでしょうか。
頑張れ! 頑張れ! と、応援したくなる映画ですね。