「スラムドッグ$ミリオネア」 拍手喝さいの映画 | てるてるの小屋

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私は、みのもんたさんが大嫌いで、その彼が作品の予告編に登場するたびに、観たい気持ちが半減してしまい、非常につらい思いをしてきました。当然ながら、「クイズ$ミリオネア」なる番組も大嫌いで、その番組を扱っているこの作品は、本来では「拷問されても・・・」の部類に入るのですが、主人公もこの番組に出たばっかりに拷問されたと聞き、「許せん!」という気持ちで観に行きました。本当は、4月末で有効期限が切れるチケットだったので・・・。

前置きはそれくらいにして、新宿のミラノ1で、「スラムドッグ$ミリオネア」を観ました。
インドが舞台です。
警察署で、拷問に近い取締りを受ける若者ジャマール(デーヴ・パテル)。
彼はテレビの人気番組「クイズ$ミリオネア」で、4択問題に勝ち続け、あと1問で最高額2000万ルピー(4000万円くらい)を勝ち取るというところまで来た人です。
なぜ?
1.インチキをしたのが、ばれたから。
2.スポンサーが、高額の賞金を払わなくてはならず、やばい!と思ったから。
3.かつて、この番組でヒーローになったことのある司会者が嫉妬したから。
4.テレビに映って、身元がばれてしまった、逃亡中の指名手配犯人だったから。

なぜ、クイズに正解できたのか、彼は、警部にその理由を語り始めました。
スラムで、生まれ育ち、生き残るためにはどんなこともしてきた彼の人生が、答えを語らせます。

兄のサリーム(マドゥル・ミッタル)、孤児の女の子ラティカ(フリーダ・ピント)の「三銃士」。一途な心のジャマールに拍手喝さいです。

この映画のエンディングが好きです。インドの映画はこれでないと。
泣きながら観ていました。
拍手喝さいの映画です。