

前置きはそれくらいにして、新宿のミラノ1で、「スラムドッグ$ミリオネア」を観ました。
インドが舞台です。
警察署で、拷問に近い取締りを受ける若者ジャマール(デーヴ・パテル)。
彼はテレビの人気番組「クイズ$ミリオネア」で、4択問題に勝ち続け、あと1問で最高額2000万ルピー(4000万円くらい)を勝ち取るというところまで来た人です。
なぜ?
1.インチキをしたのが、ばれたから。
2.スポンサーが、高額の賞金を払わなくてはならず、やばい!と思ったから。
3.かつて、この番組でヒーローになったことのある司会者が嫉妬したから。
4.テレビに映って、身元がばれてしまった、逃亡中の指名手配犯人だったから。
なぜ、クイズに正解できたのか、彼は、警部にその理由を語り始めました。
スラムで、生まれ育ち、生き残るためにはどんなこともしてきた彼の人生が、答えを語らせます。
兄のサリーム(マドゥル・ミッタル)、孤児の女の子ラティカ(フリーダ・ピント)の「三銃士」。一途な心のジャマールに拍手喝さいです。
この映画のエンディングが好きです。インドの映画はこれでないと。
泣きながら観ていました。
拍手喝さいの映画です。