おごめ~ん、大分のtakatch親方です(`・ω・´)ゞ
本日隣保館で行われた「おおいた豊後大野ジオパーク認定記念シンポジウム」に参加いたしましたので、ご紹介いたします
(+最後におまけ画像あり)
今年9月、豊後大野市が日本ジオパークに認定 認定後初のシンポジウムとなりました。
(過去2回行われたジオシンポジウムにも、なないろベースメンバーが参加しております。)
今回は、地元和太鼓団体による演奏、基調講演、地元の研究発表、パネルディスカッションが行われました
アトラクション
地元の和太鼓・山車などの団体:豊勇會(ほうゆうかい)の皆様による和太鼓演奏。
おおいた豊後大野ジオパーク認定記念創作曲『GEO-SONG(ジオング)』などが披露されました
生命の鼓動の高鳴りを感じるような、勇壮な演奏でした
あいさつ
主催者および共催者の挨拶が行われました。主催者である橋本豊後大野市長より、
「今年は豊後大野市にとって大きな年だった。市役所新庁舎完成と日本ジオパーク認定。
日本ジオパーク認定後が改めてのスタートライン。各自でできることを考え、頑張りましょう!」と挨拶。
基調講演「日本ジオパークに見える可能性」
今回のおおいた豊後大野ジオパーク認定の審査員を務められた小泉武栄氏がご講演。
日本各地のジオパークの例を挙げながら、ジオパークとはのおさらい、これからの活動において大切なことを教えてくださりました
(まとめ)
- ジオパークとは、自然の保全+活用(持続的な発展)。
- 地質や岩石だけでなく、植生や土壌、文化や歴史の景観もジオパークに含まれる!
- 「なぜ??」を大切に!→「なぜ○○がここにあるの?」を考えよう!
- ジオパーク認定をきっかけに、地元を見直そう!地元が活気づく!
研究発表
地元の地質や植物の専門家、小学生による豊後大野市の紹介が行われました
地質について
豊後大野市内で採取された珍しい化石をもとに、豊後大野市の地質について学びました。
豊後大野市では、結構化石が採取されるそうです!
また、豊後大野市の大地は、阿蘇の3回目の噴火(12万年前)と4回目の噴火(9万年前)で形成。
特に4回目の噴火では、東京ドーム48万杯分もの噴出物が発生したほど!巨大な噴火ですね!
そのおかげで、豊後大野の土壌は水は栄養満点 お米など農作物が美味しいそうです
自分たちの足元には素敵な宝がある…そのような感想です
植物(植生)について
植物(植生)とジオは実は密接な関係があるとか地形に応じた植物が生息するからだそうです。
阿蘇の溶岩で形成されたこの豊後大野市の地形は、起伏が多いそうです。
そのため、様々な植物(植生)が多いそうです (標高高低差に富むため。)
実際にどのような植物(植生)が豊後大野市にあるのか、写真にて紹介くださりました。
小学校の実践報告
市内の清川小学校5,6年生による発表。
清川小では、授業の中で豊後大野のジオについて学習。
市内での現地学習(フィールドワーク)、同じく日本ジオパーク認定を目指した姫島の小学生との交流、ジオパーク認定審査中のガイドなどを務めました
児童にとって、貴重な体験ができた1年だったようです
子どもの頃からふるさとについてたくさん学習できたり、姫島の子どもと仲良くなれたり、うらやましいなと思いました
(学習を通じての児童の感想)
- たくさんのジオサイトを知ることができた。
- いろんな人と出会えた、姫島小の人と仲良くなれた。
- ジオパークに認定されてうれしかった、ほっとした。
- 豊後大野のジオパークはあまり知られていない→卒業記念にジオパンフレットを作りたい、ボランティアガイドをしたい。
パネルディスカッション
基調講演の小泉氏や、九州内のジオパーク関係者、豊後大野市ジオガイドや商工会青年部員が、おおいた豊後大野ジオパークの今後について語りあいました
(おもな内容)
- 島原半島世界ジオパークでの取り組み紹介(グッズの紹介、イベント実施、パンフレット作成など)→「ここにしかないもの(=地域ブランド・付加価値)を作ろう!」、「主役は市民みんなです!」
- 「小学生がこんなに真剣に地元学習している」→「大人も頑張らなきゃ!」
- 「スポーツツーリズム」を豊後大野市で実施(年間宿泊人数5,000人)
→スポーツ施設が充実している+温暖な気候や恵まれた地形でスポーツにもってこいの土地
→+ジオ観光+遊び(川遊び・BBQ・肝試しなど)も一緒に売り出す、プログラムに入れる。
→都会の方にとって、川遊びや肝試しができること、お米が美味しいことは贅沢で喜ばれている! - 「遊び体験マップ・パンフレット」(農業体験などができる市内スポット紹介)作成→福岡・関西・東京へ売り出したい。
- 「頭と体を使った知的・健康的な取り組み」が必要。
- 豊後大野市にはまだ研究すべき自然が多い=これからもっと魅力が出てくるかも!?→その魅力をいかに活用するかが今後も課題だろう。
- ジオパークの拠点整備、拡充を。
- 自然林(古い森)には固有種がある=「自然林博物館」などあると面白いかも!?
☆「ジオパーク」動画集→https://youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwDjq8TKCSNMwtBqz8Dq96FF
文化あり、自然科学あり、街づくりありといった、マルチで充実した内容だったと感じます
市長もおっしゃったように、ジオパーク認定をうけた今からが新たなスタートですね
今一度、豊後大野市を歩き、発見をして、そしてそのドキドキや魅力を活用・情報発信したいですね
なないろベースでも、市内各地を散策する企画をしても面白いかもですね
最後に、おまけ画像。大野町岡地区で、素敵なイルミネーションがございました
中九州道、千歳IC~大野東IC間にございます!
地元の方が、イルミネーションツリー&シバザクラで地域おこしをされているとのことです
いつまで行われているのかはあいにく存じ上げませんが、ぜひ生でご覧くださいね
「イルミネーション✨」動画集→https://youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwD6Y187jzpC3O89hFKSU83Y
以上です!最後まで読んで頂きありがとうございましたm(..)m
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)
大分のtakatch親方のmy Pick