どうも、takatch親方です(`・ω・´)ゞ
2007.1.27(土)~28(日) 熊本青年会館:ユースピア熊本
今回は「第50回熊本県青年問題研究集会」を紹介いたします!
※「青年問題研究集会」
青年団が活動を通じて感じた疑問や問題を話し合う場。
分科会(「青年団の実態」「地域の学習」などのテーマごとに分かれて話し合う)を通じて、意見を交わす。また交流の場もある。
熊本県青年団に所属する青年団がユースピア熊本に集まりました!
尚、今年の3月2~4日に東京で行われる「第52回全国青年問題研究集会」への推薦者を選考する場でもあります。
普段の青年団活動を通じて思ったことや現状を述べながら、解決策などを考えていきます。
1泊2日(かつては2泊3日)の日程です。
<タイムスケジュール>
[1日目(27日)]
- ①開会式(9:30‐10:00)
- ②分科会(自己紹介等)(10:00‐12:00)
- ③分科会(13:00‐17:30)
- ④実践報告会(18:30‐19:30)
- ⑤全体交流会(19:30‐??)
[2日目(28日)]
- +おまけ???+(1:30‐3:00)
- ⑥朝の集い(7:30‐7:50)
- ⑦分科会(発表準備)(9:00‐11:00)
- ⑧全体会(11:00‐11:45)
- ⑨閉会式(11:45‐12:10)
◆今大会の様子◆
- 参加者:21名 助言者:2名(分科会等において助言。共に私が現在習っている大学教授。)
- 参加青年団:熊本県青年団協議会(理事)、熊本市青年団協議会、宇城市青年団、八代市鏡町青年団、球磨郡青年団協議会、天草市青年団協議会
[1日目(27日)]
①開会式(9:30‐10:00)
熊本県青年団会長挨拶、助言者(分科会等において助言。2名。共に私が現在習っている大学教授。)の挨拶等が行われました。
▽開会式のステージ
②分科会(自己紹介等)(10:00‐12:00)
例年は多くの分科会に分かれます。しかし今年は、1)参加人数が少ない2)レポートの内容が傾向的に類似、と言う理由で
全体を2分し同じ内容をそれぞれで話し合うということでした。
テーマは「青年団について考える」です☆
※以降出てくるの青線の枠内は、私の所属していた分科会の内容の流れの紹介です※
【凡例】 << >>…大きなテーマ <>…大きなテーマ内の柱 ●太字…助言者のアドバイスや意見
<<自己紹介・所属青年団の現状>> 「市町村合併による補助金削減・他団体との違い」「団員減少」等が挙がる <自主財源獲得に向けて> 現在の活動例:そうめん売り[球磨、上天草、鏡]、オールナイトバレーによる参加費より[鏡] 祭りでのバザー[?]etc... ●ex:演劇のチケット売り…人と関わる、なかなか売れない苦しみを知る。 ●地元に貢献するものを売る。 ●今やっているイベントを他の場所でもやる(地域同士の協力) ●ただ売るだけではダメ。例えば「売る時に、地域とのつながりを作る」のような目的意識を持つこと。 <連絡方法> 【現在の例】:ML(メーリングリスト。とあるアドレスに送れば、そのメーリンググループに加入している メンバー全員にメールが送られる仕組み。)[ほとんど]、電話[鏡] ●学校の連絡網ごとく、マンツーマン方式である。(便利になった時代だからこそ!) ●MLでも、最後に返信者と期日を示しておく。 <活動記録> 【現在の例】:ホームページの利用[球磨]、広報誌[相良(球磨)、上天草] ●文字や形にして残す。 ●他地域のメンバーと交流しながら、ホームページの相談などもしてみる。 |
~昼食(12:00‐13:00)~
ここで助言者である教授から貴重な意見を聞きました!
<イベントに関して>
- イベントには青年団関係者以外も呼ぼう!(方法:チラシ、ポスター、掲示板)
- イベントへの練習の場が仲間作りの場!
- それぞれのイベントで専門の先生を呼ぶ。
- 自分達で計画する。
③分科会(13:00‐17:30)
ここでは、問題・解決を話し合いました^^
<<自主財源をさらにどうして確保していくか>> 【活動例】 [上天草]広報誌を全戸配布→「そうめん売り」の認知度を上げる(2人1組で)⇒600箱、52万円の財源へ!! [相良]広報誌を全戸配布⇒そーめん売り(1人14箱のノルマ制)⇒達成できなければ自分で買う。剣道大会でも売る。 【問題点】青年団員として認知されないと売れない。 [鏡]一部でやっていた地域は既知なので、広報はしない。そうめん売り(1人でのノルマ制)
<青年団員の拠点> [熊本市]有料の施設を借りる。ただし、22時以降も使えることがある。 [↑以外]無料。また青年団用の施設もある。自由に使える拠点もある。 ●拠点作りは大事である。 <他との交流>
●女性団員を獲得していこう!! <<団員獲得にむけて>> 【活動例】・役場の人を誘ってみる→【問題点】合併で様々な地域から採用するので、敬遠されがち。 [八代] ・成人式でチラシ配り、活動内容をビデオで流す⇒【問題点】それでも来ない。[球磨] ・兄弟で入ることもある。 意見:・スポーツや飲み会を通じると入りやすい。 ・ノルマ制にしてみる(一同笑)。 ・仕事との兼ね合いもあって難しい面もある。 ●親御さんを活用してみる。 ●青年団をまずはアピールしておいて、次に勧誘。 ●成人式で配布するチラシに抽選番号を付ければ、捨てられないのでは?(勿論、商品も!) ●ターゲットを考えよう! <「青年団」というネーミングはどうか> 【意見】「団」と聞くと怖い印象がる。 【改善例】「青年団~有志サークル~」[上天草] ●かつて改名しようとした時代があった。しかし、このままの方が馴染みがあってよいものだ。 <レクリエーション的なことは> 【例】バーベキュー、スポーツ、飲み会 *解決策編* <<団員確保>> 【問題背景例】:・球磨郡での文化祭が5月にある。4月に勧誘するが、すぐきつい練習があり、抵抗 を感じる[球磨] ⇒●上手くいく人はのめりこむ/楽になった時期に勧誘してみる。 ・風評被害。わかっているからこそ入ってこない現実。 【意見】・「青年団とは何かを知る」段階からはじめる。 ・入る入らない以前に、まずは人を集めてみる。 ・球磨の文化祭の劇が一度きりはもったいない⇒●巡回して、御餞をもらってもよいのでは。 ・具体的なポイント(例:キャンプをする)がない、絞れない ●広報誌などにおける紙面の使い方の検討を。 ●勧誘熱のある人がずっと頑張り続ける。 ●同世代に人を連れてくる。お願いくらいは出来る。当たってくだけろ!! ●PRはタイトルだけでなく、具体的内容も! 上の「【意見】具体的なポイントがない」を受けて・・・ <青年団を一言で表すと> 【例】・新しい仲間作り ・文化祭や駅伝をする ・ボランティア ・スポーツをする みんなで集まって何かをする ・貢献する ・飲む 【意見】・難しい。絞れない。 ・地域を限定しても難しい。 ●美味しいところ取りをして考える。●「地域をお借りする」 ●「熊本県をよりよく知る、人と人とのつながり」 ●「地域に根ざした生活を作る青年によるボランティア」 ●「将来どんな社会にするかを学ぶ場」 <<人材育成(中心メンバー作り)>> 【問題例】・マンネリ化する。[熊本市] ・真ん中の世代がいない→上の世代が抜けると下の世代に大きな負担[?] ・団長がつい何でも引き受けてしまう。[球磨] ⇒●団長が無理しすぎると、次世代以降に影響してしまう。。。 【意 見】・役職を与えればそれなりにするのでは。 ・「副」からやってみては。 ・団員の仕事を増やす。 ・「みんなでサポートする」という意識付けをする。 ●中心メンバーを作ることが大切。 ●臨時のイベントの責任者をさせてみる。 ●先輩が褒めてあげる。 ●「一緒にやってくれないか?」の声かけ・・・仕事も覚える。 <<青年団の学習活動>> 【活動例】・青年リーダー研修(ex:コーチング、伝える力養成)、「幸せの寺子屋」(団員が講師となり 講義をする)、夜なべ談義、福祉従事者が雑談時その話をしている[熊本市] ・時事問題(ex:教育、飲酒運転)に関する研究分科会(実際に専門講師も来る)[球磨] ●「地域問題」について学びなさい!(ex:「環境汚染」→“洗剤をどうすればいいのか??”) ●一人15分ずつ、自己紹介がてらに自分の仕事について語る。 ●地域間交流をして、「横のつながり」を作りなさい。 ●「戦争教育」の必要性…①老人から話を聞く(まもなく被体験者も亡くなる。。。) ⇒②子どもと戦争遺跡をフィールドワーク(実地調査) <<青年の生活実態>> 各人がそれぞれの仕事・プライベート上の悩みを語り合いました。 ●青年団が息抜きの場となるように <<今後の課題>> [熊本市]団員確保(←団員のベテラン(年齢上昇)化)、行事参加人数を増やす。 [鏡 町]資金問題、団員確保 [球 磨]次世代育成(←団員のベテラン化)、相良村のやる気、行動力(有言実行) [上天草]団員確保、次世代育成 [宇城市]団員確保、結成50周年以降も頑張る [鹿 央]団員確保、資金問題 ☆団員によるまとめ☆ 人材やお金の問題が大きい。しかし、まだ余力はある!解決策までは出なかったが、これを 地域へ持ち帰り今後行動を起こそう! ●助言者によるまとめ● 活動を見直すこと。また、意識を確認しなおすこと(例:そうめん売りでの目的意識の件)。 同じところにとどまらず、常に前進していくこと。見方を変えてみるのも大切! |
~入浴(17:30‐18:30)~
④実践報告会(18:30‐19:30)
前半は「第55回全国青年総合祭」のビデオ上映、後半は宇城市小川町青年団の活動報告(成人式会場に雪だるまを作る)でした!!
(㊤前半の報告 シタ後半の報告)
⑤全体交流会(19:30‐??)
夕食兼茶話会です^^
これを機に他の青年団の仲間と親しくなりました^^また酔っ払った助言者にも捕まりました!Σ( ̄口 ̄;;(笑)
しかしいい話でした^^これでも大学では教授と学生の仲です(笑)様々な問題も起きましたが(笑)、和やかに進みました^^
[2日目(28日)]
+おまけ???+(1:30‐3:00)
全体交流会の流れ蛇ら、一部の団員でラーメンを食べに行きましたw
他地域の先輩おごってもらいました!!本当にありがとうございましたm(__)m
(美味しかったですo((*^▽^*))o)
⑥朝の集い(7:30‐7:50)
ラジオ体操をしました💃しかも私が前で見本となりましたヽ(ー_ー )ノ (笑)(集い後に撮影した青年会館)
⑦分科会(発表準備)(9:00‐11:00)
昨日話し合ったことのまとめを行いました。この後の全体会での発表準備もしました!
●助言者からの総括●
- 「自分が抜けたらガタガタになる。。。」と言う意識を!
- 緩やかな気持ちで、メリハリのある行動を!やる時はやる!!
- 「死に体」になったらダメだ。ここで踏ん張ろう!
- 「友達の輪」。同級生や同僚を誘おう!!
- 個性ある人が来ることで、様々な行動が出来る。
- 青年団は「学習する場」、「地域に根ざす場」。
- 色んな人とまとまるために話し合い、学習の機会をたくさん設けること!
- まずはパートナーとコミュニケーションを取れるようになることを目指せ。
- 少ない人数ゆえのよいことをしよう!(ex:他団体との交流→みんなでいける!!)
⑧全体会(11:00-11:45)
ここでは分科会2班の発表をしました!!
うちの班は私が発表しました(笑)・・・助言者からの補足説明にも助けられました(笑)
もう一方の班も発表しました!両班の発表内容を載せるべきですが、ここまで書くのに疲れたので載せません(爆)御了承くださいm(__)m
⑨閉会式(11:45-12:10)
この場で「第52回全国青年問題研究集会」の熊本県推薦者(2名)の発表がありました。
その後会長挨拶、助言者挨拶がありました。
助言者挨拶より・・・
●H氏・・・青年団は積極的であること!時には行政に訴えかけていく気持ちで行くこと!!
●K氏・・・以下の4つのポイントが大事!
①「魅力的」…団員確保にもつながる。魅力的な事業を計画してみては??
②「仲間としての認識」・・・これなしで団員確保は出来ない。。。
③「学習」・・・常に地域について学びなさい!
④「そうめん売り」・・・一緒に広告配布をすれば認知度が上がる。
またこれを続けていけば「今年もそろそろ青年団がそうめんを
売りに来る時期だな」と住民が思うようになる。そのような
存在でもあれ!
以上の日程で行われましたw
▽私の感想▽
まだまだ私は自分のことしか見ていなかった気がした。
他の団員は「財政が・・・」「この事業の目的は・・・」といった客観的なことをきちんと分析・主張していた。
私はまだ入って間もないこともあるが、今後は見方を変えて活動することも大切だと痛感した。
今回の経験で様々な考え方を吸収することが出来た。3月に行われる全国青研には身銭を切っていく。
ここでも吸収したいことがある。きちんと吸収したら今度は還元することである。そこまで出来るよう、まずは経験をつもうと決意した!
以上、紹介を終わります!!
・・・ちなみにこの後、続きがあります
続きを見たい??
明治神宮と青年団の造営奉仕 百年前の青年が伝える「未来」への「歴史」 [ 今泉宜子 ]