”毎日が、地獄です節分 2016.1.4 大分県別府市

 

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おごめ~ん、大分のtakatch親方です(`・ω・´)ゞ


世間では本日から仕事始め。ただ、私は本日までお休みを頂きましたm(__)m(本日夕方に家庭での用事もある関係で。)

そこで日中は久々に温泉めぐり
そういえば、別府八湯温泉道も2巡目が滞っておりましたし…(実際のところ、豊後大野に戻り温泉が地理的に遠くなり疎遠に。。。)
昨年春~初夏以来に、新スタンプをGetにまいりました!(この半年間、別府にはよくお邪魔していたんだけどなあ…リピート地&温泉入れずじまいでここまでずる…(苦笑))


本日は、八湯温泉道対象の4つ地獄(足湯)&柴石温泉へ訪問
いずれも2回目のスタンプを頂きに上がりました。その模様をご紹介いたしますm(__)m

 

▽温泉道加入の4地獄。さて、地獄名がわかりますか??


 

<1.鉄輪温泉系>

まずは、鉄輪温泉街にある3つの地獄足湯へ
[Q]「鉄輪」の読み方は??→[A]「かんなわ」(※空白部をドラッグすると解答が!?)


(「鉄輪」地名の由来)

伝承地名のようですね。
昔、悪い僧侶がこの地におり、里人を困らせていたそうです。
そこで里人は、修験者に頼み、悪僧を説得。しかし、悪僧は改心しない。
怒った修験者は、この悪僧を生き埋めにしたそうだ。
すると、その場所から悪僧の怨念が泥のように噴出し、その様子が鉄輪の上でお湯が沸いたヤカンのようだったことから、この地名に。


(温泉の歴史・伝承)

鎌倉期の僧、一遍上人(時宗の開祖)が念仏行脚の折、この地を訪ね、噴気立ち込める地獄地帯を鎮めたことが鉄輪温泉の始まりとされます。
また、湯治の温泉街としても歴史が長いです。
貸間旅館(素泊まり用)も多く、そこに長期間逗留。
そして、近所のお店で食材を調達し、地獄釜(地獄蒸し)を利用した自炊が行われるのも、鉄輪スタイル。

 


(泉質)

ナトリウム塩化物泉です。美肌の湯、天然の化粧水とも称されます。
秘密は、弱酸性。人間の肌を潤す、肌に良い泉質です。
保湿成分であるメタケイ酸を多く含むのが特徴です。


(別府地獄めぐりとは)

噴気・熱泥・熱湯などが噴出している場所を地獄と呼んでおります。
『豊後国風土記』でも記されてるほど、1,000年以上前から知られているこの別府の地獄。
昭和初期、別府観光の父である油屋熊八翁が、定期観光バスコースとして、別府地獄めぐりを採り入れたことで有名になったとされているます。
なお、1地獄の入場料=大人400円。8地獄(組合加入分)の共通入場券=2,100円です。
別府地獄めぐり公式サイト

さて、鉄輪温泉にある地獄のうち、温泉道加入の3地獄へ節分
本日紹介する地獄(鉄輪系3つ+柴石系1つ)については、2011年12月記事もご参照くださいませm(__)m
 


(1)鬼石坊主地獄

灰色の泥から、ポッコン×2丸いものが沸いてくる…。その姿なるや、まるで坊主(頭)の如し!




地味ながらもおもしろい、それが鬼石坊主地獄です!
この丸い噴出=坊主に形容したことに感心いたしますw(私の髪形も坊主頭ということもあり、親近感を抱くのですよw)

そして、温泉道である足湯へ。

▽ざぼん入り!(Theぼん…なんちゃって。。。ざぼ~ん×2~♪←By.ビー○ルズ(苦笑))

お湯は温かく、外ではありがたい温かみ♪ざぼんも風情を感じ、目にも癒し。
なスタンプは入場券販売所にて押印。2巡目46スタンプ目☆
 


(2)海地獄

YouTube海地獄紹介動画https://youtu.be/VZR3K3CQ3LI

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鬼石坊主地獄の隣にある国の名称。
美しいコバルトブルーが印象的です☆
こちらは、2012年11月にもジオ学習にて訪問。

なぜ青色に見えるのか?
…温泉中の成分である硫酸鉄が溶けており、光に反射して青く見えるのだとか。
▽卵を温泉で温める光景も有名ですね♪
 なお、涼しげに見える青いお湯、98℃もあるそうです!きゃ~、地獄!(笑)

▽また、熱帯性睡蓮も有名。地熱で育ちます蓮

▽入口には、なんと赤いお湯が!?(赤い湯については、後述。)ビーフストロガノフみた~い♪カレー(笑)

足湯。こちらもさぼん(Theぼん…(以下略w)
温泉道、2巡目47スタンプ目。

 

 

 

 

(3)かまど地獄

海地獄から歩いて2~3分。様々な地獄、そして住所もある!?かまど地獄へ。
古来、氏神である竈門八幡宮の大祭にて、地獄の噴気でお供飯を炊いたことに由来だそうです。
▽鬼さんだ~こわいー(棒読みw)節分

▽こちらにも青い地獄が!

その青さの秘密について。
地獄3丁目・5丁目で観察される析出物がポイントのようです。
下記の白い塊は、純粋なシリカ(酸化ケイ素)です。電子顕微鏡で観察すると、アモルファス(非晶質)のシリカが塊のようになっているそうです。
このように複雑で立体的な構造の天然アモルファスシリカは、青色温泉水ならではで、珍しいそうです。
そのシリカ微粒子が、青い光を反射するため、湯が青く見えるのだそうです。
▽アモルファスシリカの析出物。

▽このような泥の地獄もあり。

写真では撮影しておりませんが、喉への温泉(蒸気を吸う)、手の温泉などもあり。バリエーション豊かですね!

温泉道の足湯。卵売り場の前にございます。青い湯のようですね!

ここから柴石方面へ。

 

 

<2.柴石温泉系>

次も別府八湯の1つである、柴石温泉へ。
[Q]「柴石」の読み方は??→[A]「しばせき」(※空白部をドラッグすると解答が!?)


(「柴石」地名の由来)

江戸時代に、柴の化石が見つかったことに由来という説があるようです。


(歴史)

柴石温泉も歴史が長いです。
895年に醍醐天皇、1044年に後冷泉天皇が病気療養のため入湯されたそうです。


(泉質)

市営温泉の内湯は単純温泉、蒸し風呂は塩化物泉とのこと。

 


(1)市営柴石温泉

  • 営業時間…7:00-20:00(※家族湯は9:00-)
  • 休館日…毎月第2水曜日
  • 料金…大人210円/子ども100円/家族湯1,620円(1時間4人まで)

数年ぶりの訪問です。山間の落ち着いた雰囲気の中にある市営温泉です。

YouTube大分県別府市 柴石温泉の紹介動画https://youtu.be/ilHyLn69S7c


今回は内湯&露天へ(蒸し風呂には入らず)。
うち湯は、普通湯&熱湯あり。熱湯はまさに熱い!(笑)何とか浸かることはできましたが、要注意!

 

一方で、露店は外気が意外と冷たく(晴れて温暖だと思いきや)、湯もぬるめでした。
浴槽の岩肌が、黄土色に変色!これぞ、The 温泉

 

味も独特。鉄分のような、エグ味あり。これまた、The 温泉
客足は割と多い(随時5~6名はいた)印象でした。まった~り、のぼせも~ん(笑)

 


(2)血の池地獄

YouTube血の池地獄&龍巻地獄動画https://youtu.be/5eiOOCBHTQE

柴石温泉からほどなくして、血の池地獄(国指定名勝)へ。
…おっ、恐ろしい名前の地獄ですね~(棒読みw)日本最古の天然地獄だそうです。

▽うわぁー、鬼さんだ~こわいー(棒読みw Part2♪w)節分

さて、中に入ると…

…赤い!!(≠霊柩車w)海地獄とは対照的に、こちらは赤い!

キーワードは、「酸化」。
地下の高温・高圧下、自然の化学反応にて生じた酸化鉄・酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が、地層から噴出・堆積するため、赤い色の池に見えるようです。
▽地面をよく観察すると、酸化物を確認できます。

▽池の端を眺めると、酸化成分が浮いて一か所に漂っているような光景を発見。


温泉道の足湯。こちらは柴石系。
これにて、2巡目50スタンプ目☆何だかんだで、メモリアルだ(笑)

ざっと別府地獄&温泉めぐりです。
地獄は、本日ご紹介した以外にも複数ございます(組合加盟の地獄が全8つ。それ以外の地獄もあり)。
詳細は、冒頭紹介の地獄めぐり公式サイトにて。


様々な形の温泉があり。大いに楽しめますね♪
別府八湯温泉道の2巡目もより歩を進めねば!(なお、今週土曜のAMも別府も、用事のため入浴はほぼ不可です。。。)
おんせん県おおいた、温泉の種類・楽しみ方もたくさんで~す♪ぜひお越しくださいませ^^

おわり

YouTube温泉♨」動画集https://youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwA3yV9JSRWXgCYJGaIiCdFn

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