おごめ~ん、大分のtakatch親方
です(`・ω・´)ゞ
昨日に続き、神楽三昧な1日でした。
神楽レポの109回目!(この記事、タイトルが文字数オーバーしたので、「レポ」を割愛していますw)
今回は、本日開催の豊後大野俚楽会 新春神楽大会をレポします!
3年に1度、豊後大野市内外の神楽座が一堂に会し、神楽奉納します☆
今回は5回目の開催で、11もの神楽座が登場。
1回ですべて紹介するとボリューミーとなるため、2回に分けて紹介します。
前半編は、午前中奉納分を紹介します。
なお、私自身、今回が3回目の新春神楽大会参加。
02年2月、03年春と参加し、思えば約9年ぶりの参加です!
(06年、09年は参加できず…。)
それでは前半戦を紹介します!
まず、今回の会場は、「フレッシュランドみえ」です!
3回目以外は、この施設ホールで行われています。
☆御嶽神楽(清川町、御嶽流)
○「五方礼始(ごほうれいし)」
神楽の始まりを飾る演目。五方を清めます。
大分県の神楽座で初めて国指定重要無形文化財に指定されました。
この演目は神楽の土俵入り的存在でもあり、トップを飾るに相応しい舞でした♪
いつもながら所作が揃っておりすごいですね~!
☆浅草犬山神楽(大野町、浅草流)
○「剣(つるぎ)」
返し矢により死んだアメワカヒコ。
彼を弔いにきたアジスキタカヒコネノミコトは、アメワカヒコに似ていたそうだ。
アメワカヒコの父であるアマツクニタマは、「息子が生きている」と勘違いしてアジスキタカヒコネノミコトを抱いた。
それに対し、アジスキタカヒコネノミコトは激怒し、十握剣で喪屋を切り倒したという演目。
浅草流らしい、速いテンポかつ激しい舞です!
若手が多い神楽座で、元気いっぱい!
太刀裁きの激しさに圧倒されました!!
☆朝地神楽(朝地町、深山流)
○「柴曳(しばひき)」
天児屋根命が天の真榊を根こそぎにする演目。
舞い方と観客とが一体となる演目で、人気が高いです。
今回は2人立てです。
荒神は会場内で暴れます!
荒神に抱かれた子はすくすく育つとか!
さらに、朝地町・緒方町など市内西部の神楽座の柴曳では、荒神が鼻○○をとります(笑)
荒神の鼻○○を頭に付けられると、これまたすくすく育つとか!?
今回も付けられた方が何名かいらっしゃっていました(笑)
☆緒方神楽(緒方町、御嶽流)
海幸彦・山幸彦の兄弟神の話
8人立てという盛大な演目です。
海幸・山幸が、それぞれの釣竿・弓矢を交換します。
しかし、弟の山幸は、兄から借りた釣竿の釣り針を海にて失くします…。
それに起こった兄の海幸は、弟に釣り針を返すよう求めました。
その後、弟の山幸のもとに、塩椎神(シオツチノカミ)が現れ、海神宮(わだつのみや=貴見城)へ導かれます。
そこで、釣り針を探します。
海神宮の様子。補佐は魚の舞を表しているとか。
かけ声に活気があったり、跳ねが冴えていたりと、躍動感あふれる舞でした!
☆奥畑神楽(三重町、御嶽流)
○「地割(じわり)」
天孫降臨にて、道が別れた場所での猿田彦と天アマノウズメの問答を表した演目。
猿田彦(天狗)が問答を繰り広げています!
時折、地面を棒で叩き、迫力満点!
今回初めて御嶽流の地割を見ました。
猿田彦がよく動きますね!そして、長い口上もすらすら詠み上げていますね!!
☆大木神楽(千歳町、浅草流)
○「綱伐(つなきり)」
ヤマタノオロチ神話を、簡素化した演目。
まずは口上。神話の説明、五方鎮めを行います。
刀で魅せます!スサノオVSオロチの激闘を表現しています!
最後には、真剣でズバッと綱(=オロチ)を斬ります!
大木神楽は浅草流でも特に速いテンポもさることながら、太鼓の音も大きく、迫力ものです!
…以上が前半(午前中分)です。
この後、後半(午後)も紹介します!
乞うご期待を♪
☆「神楽👹」動画集 →https://youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwAosSliscfHBGaa6toOM7_u