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おごめ~ん、大分のtakatch親方 です(`・ω・´)ゞ



神楽レポも106回目です。
新年の挨拶で申し忘れていたと思いますが、実は今年私のホームページが開設10周年を迎えます!
http://www.geocities.jp/takatch2002
3月12日が記念日です。今日から、10周年記念イベント(!?)を構想開始しました。
神楽コーナーでも何かしようとも考え中です(何も無いかもですが…笑)。
そもそも、個人ホームページを開設したのも、大好きな神楽のことを紹介するためでしたので。
ひとまず、この神楽レポの場でも一言告知しておきますね♪


前置きが長くなりましたが、本日は豊後大野市の神楽会館へ新春公演を見に行きました。

豊後大野市千歳町の大木(おおぎ)神楽、由布市庄内町の庄内原(しょうないばる)神楽の公演です。


Active!~takatchの徒然なるままに…~
↑豊後大野市清川町にある神楽会館(道の駅きよかわの隣にあります)。
毎月1度、市内外の神楽座を招いての定期公演が行われます。
その他、各種イベント、生涯学習も行われています。

※神楽会館HP→http://www.bungo-ohno.jp/kagura/index.html


今回は新春公演ということもあり、会場も満員御礼状態でした!(250名以上。)


<今回の日程>
(1)庄内原 「日割」
(2)大木   「柴引」
(3)大木   「八雲払」
(4)庄内原 「大蛇退治」



Cf:📝11年後の2023年1月15日公演も、大木神楽さん&庄内原神楽さん奉納

https://ameblo.jp/takatch/entry-12784419727.html


今回、テンポが速く威勢のよい庄内流の庄内原さん、テンポが速い浅草流でもひときわテンポの速い大木さんと、全演目激しく盛り上がる神楽になることを期待していました!(笑)
(私自身、浅草流神楽に馴染んで育ったため、テンポの激しい神楽を好む傾向です。)
また、大野系と庄内系の違いを比べられる面白い組み合わせだと思いました!


(1)庄内原 「日割(ひわり)」
「1年=360日」とし、季節を五柱の神々に分け与える演目。
Active!~takatchの徒然なるままに…~
庄内流の大きな特徴の1つは、大太鼓。
ばちが短い、拍子木がある、大太鼓叩きが魅せる(バチ投げなど)などが特徴です。

Active!~takatchの徒然なるままに…~
多くの補佐でにぎやかです。
周囲4柱の神々(弓矢・刀持ち)には、春夏秋冬が与えられます。

Active!~takatchの徒然なるままに…~
しかし、土の神(荒神)には季節が与えられていません。
それに怒った土の神は、棒をバチバチ床に打ちつけながら、日を分けてもらうよう迫ります。
最終的に、土の神には各季節より18日を与えられ、「土用」として引き割られましたとさ。

配役、展開などは大野系で言う「地割」という演目に似ています。
しかし、もとのストーリーは大きく異なります。
この日割は季節(時間)が、地割では土地が分けられます。

なお、庄内原神楽さん、実は今回はじめて舞を拝見しました!
それに伴い、私のHPの「神楽分布図」でも新たに紹介いたしました。
こちら をご覧ください。




(2)大木 「柴引(しばひき)」
天児屋根命が天の真榊を根こそぎにする演目。
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鬼の睨みといわんばかりの迫力!
これから、観客との勝負が始まります。
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榊を引き合います!
荒神を舞台から降ろせるかor観客が舞台に上げられるのか??
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荒神は2人立て。
観客と激しい引き合いです!司会の志賀さんもターゲットに…(笑)



この後、10分間の休憩。そして後半戦へ。



(3)大木 「八雲払(やくもばらい)」
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する演目。
大野系神楽では、オロチが綱・俵で表現されます。
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主役のスサノオノミコトの登場です!
スサノオノミコト「娘(クシイナダヒメ)を私にくれなんや~!」

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アシナヅチ(翁)とテナヅチ(おうな)は相談します。
「よし、オロチを退治してくれるなら、娘をミコトに奉ろう!」

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アシナヅチ「寂しいなあ…。」


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姫の舞。ゆったり、おしとやかに舞います(←ココを覚えていてくださいw)。

その後、スサノオノミコトは、山に行き、オロチと遭遇。
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綱のオロチが登場!それを真剣でずばっと伐ります!
これが大野系八雲払(大蛇退治)の大きな特徴!(←ここをしっかり覚えておいてくださいw)


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ズバッと刀で綱を伐ります!

ところが、これで終わらないのが大野系!
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下の俵にまで伐りかかります!
そして…
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籾まきをします!会場中に籾が散乱します!
これまた見ごたえある場面です!
(余談:確か大野イ里楽会の資料を昔読んだ時、明治期あたりに、大野郡の神楽座に対し「籾まきの制限・禁止」が発令されていたような気がします…笑)



以上が、大野系神楽の八雲払(大蛇退治)です。
これと同じ神話を、庄内系神楽ではどう舞われるでしょうか??


(4)庄内原 「大蛇退治(おろちたいじ)」
Active!~takatchの徒然なるままに…~ Active!~takatchの徒然なるままに…~
登場神は同じです。

大野系との違いの1つ目は、姫の舞です。
庄内系は、情熱的で激しい舞です。ラテンのように、小刻みかつ激しいです!
その中に、柔軟がとりいれられています!
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見よ、この柔らかさ!
情熱的なステップと柔軟とが組み入れられた姫舞です。

さて、このあと、スサノオはオロチと遭遇。
このオロチも、大野系と庄内系とで大きく異なります!一番異なるのがここでしょう!
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本当にオロチが登場します!これが庄内系の大きな特徴です!
(大野系でも、竹田市や阿蘇市の神楽座、豊後大野市では近年奥畑神楽さんが大蛇を登場させています。)

Active!~takatchの徒然なるままに…~

リアルな戦いですね!!
庄内系は、大野系に加え、出雲系も採り入れているのが特徴。
派手さもあります!

さて、熾烈な戦いにも終止符が。
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「エイッ!」っと、オロチの首を切り落とし、無事に退治!

オロチの体より、草薙剣も登場。
神話を忠実に再現しています。
Active!~takatchの徒然なるままに…~


さて、最後のお囃子。
大太鼓叩きのお子様(小学1年生)も登場。

父親に負けじと、上手に大太鼓を叩いていました!会場からも大きな拍手が沸き起こりました!!
Active!~takatchの徒然なるままに…~
愛くるしい太鼓叩きでした♪

お父様が神楽をしている関係で、ご自身も子ども神楽でがんばっているとか。
神楽をしている父について、「かっこいい」と述べていたのが印象でした♪

親から子へ…伝統のバトンが脈々と続いていますね!
(かくいう私も、父の影響で、地元の獅子舞の笛を練習しています!依然、修行中です…。)



…と、以上が新春公演の様子です。

大野系と庄内系という、2つのスタイルの神楽を同時に見れる・・・貴重な機会ではないでしょうか??
同じ演目でも、やはり随所に違いが見られますね!
ところ変われば文化も変わる…比較文化論ではないですが、面白いことですよね!
2つの神楽座の皆様、ありがとうございました!



なお、次回の神楽会館の一般公演についてです。

・2月26日(日)13時-16時(開場12時)
・上田原神楽(豊後大野市三重町)、二又天祖神楽(竹田市直入町)
・一般:\1,000(当日\1,500)、中学生以下:\500(当日\1,000) ※全席指定


以上でレポを終わります!



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