※前回の日記http://ameblo.jp/takatch/entry-11043331534.html の続きです。
立ち寄った神社は、「城原(きばる)八幡社」。
そこで、城原神楽さんの夜神楽大会(18時~)が行われていました!
その模様を紹介いたします!
会場到着時には、開会式が行われていました。
実行委員長さんらしき方が挨拶されていました。
内容(概要)は、
「ホップ・ステップ・ジャンプで例えるなら、現在の城原神楽はステップの段階。ジャンプは2年後。城原神楽創設230周年&夜神楽20回目の年のため。」
「この夜神楽、昨年までは市から補助金が出ていた。しかし、今年から出なくなった。そのため、自主財源運営となった。地区内各戸から\300を徴収したり、地区外からも運営協力費をお願いしたりを通じ、無事開催できた。」
…でした。(※間違えていたらすみません。)
その後、舞が始まりました!
※画像が荒いです。申し訳ございません…。
○「五方礼始(ごほうれいし)」
竹田市内の神楽座、五方礼始の袴が豪華(金色交じり)な印象があります!
昨年若手3名が入団されたようで、若者の頑張りが光ってました☆
○「柴曳(しばひき)」
今回は2人立てでした。柴は無く、荒神が自由に動きあっていました(「荒神」という舞のようでした)。
会場内で捕まえた子どもを連れ、神殿へ参拝している場面です。
たくさんの子どもが逃げたり泣いたりしていたのが印象的でした!(笑)
○「神逐(かみやらい)」
悪さをしてばかりのスサノオノミコトが八百万の神々から追放される舞。
八百万の神々を舞台から突き落としたり、スサノオの座る椅子にいたずらしたり…。
○「八雲払(やぐもばらい)」
↑の神逐で追放されたスサノオがヤマタノオロチを退治する舞。
スサノオが川沿いを歩いていると、若い娘を撫でながら泣く老夫婦と出会いました。
老夫婦「8人の娘がおりましたが、毎年娘が呑まれました。今、残りの娘も呑まれそうです。どうしたらよいのか…。」
スサノオ「わかった!この娘を嫁にくれるなら、私がオロチを退治しよう。そして、酒を用意してくれ。」
オロチがおりました!!しかも2匹!!
夜の舞台ということで、光の色がパカパカ変わり、迫力がありました!
オロチにお酒を飲ませ、眠らせます。
眠った隙に、スサノオが攻撃します!
そして、スサノオが勝利!
…と思いきや、竹田や阿蘇波野の神楽の定番の展開へ。
斬られたはずのオロチの頭が会場中で暴れます。
あいにく画像はありませんが、これが滑稽な光景です!
その後、無事にオロチは退治され、一件落着!
○「天の〆(てんのしめ)」
天孫降臨したニニギノミコトが、この地に柱を立て、宮殿を建てたという舞。
荒神が竹を登り、会場を魅了する舞。
竹に登る前に、三方を清めます。
竹を登り、そこから餅をまきます!
この光景が非常にかっこよく、壮大です!
一見の価値ありです☆
○「大神(だいじん)」
それにしても、オーブがすごいですね…(笑)
…以上、夜神楽の様子でした。
初めてお邪魔したが、夜神楽の雰囲気はよいですね!
幽玄・壮大・風情という言葉が似合います。
月夜の境内に神楽囃子が鳴り響く空間…素敵でした☆
余談ですが、この夜神楽中にとあるものを紛失…。
結局見つけられずじまい。。。
かなりショックです…orz
バチがあたりましたね。。。
まあ、それでもよい神楽を見させていただきました!
特に今年は、地元の方や神楽好きの皆様で開催できたとの話ですからね!
地元の方の支援・協力の大切さにも気づきました。
さあ、神楽レポはあと2回で100回目となります!
どの奉納時になるのか、楽しみでもあり緊張もありな心境です(笑)
10年近く続けていますしね。
今後ともよろしくお願いします!
おわり