おごめ~ん、大分のtakatch親方 です(`・ω・´)ゞ
今回は豊後大野市清川町にある神楽会館の定期公演を見に行きました。
神楽会館については、以下をご参照ください。
→神楽会館HP http://www.bungo-ohno.jp/kagura/index.html
毎月1回ほど、神楽会館自主事業で神楽定期公演が行われます。
今回は、豊後大野市千歳町の大迫神楽、同市大野町の浅草・犬山神楽のみなさんです。
ともに浅草流を忠実に(特に浅草・犬山神楽は元祖です)継承されています。
では、今回の定期公演の模様を紹介いたします。
(写真撮影は、1)フラッシュ撮影厳禁、2)席を移動しての撮影厳禁の上で撮影可です。)
(1)大迫神楽「試験剣」
岩戸に篭られたアマテラスノオオミカミが再び神々の前に姿をあらわしました。
すると、真っ暗だった世の中は一気に明るくなりました。
そのことを八百万の神々が喜んだ様子を表した舞。
浅草流神楽でも、一部の神楽座にしか伝わっていないそうです。
(私が知っている限り、同町の柴山神楽さんが舞っていらっしゃいました。)
色鮮やかな衣装と、激しい舞が印象的でした。
大迫神楽さんは浅草流でも比較的ゆったりとした舞をされますが、
この演目では激しさがあり、見ごたえがありました!
(2)浅草・犬山神楽「神逐(かみやらい)」
暴れて悪さをするスサノオノミコトを、八百万の神々が追放する舞。
初めて浅草・犬山神楽さんの舞を見ました。
浅草流でも独特の調子(浅草流を引き継いだという庄内流・豊後流に似た囃子調子)でした。
また、女性楽員も数名いらっしゃり、囃子や舞い方でがんばっておりました!
このスノノオVS八百万の戦い、ユーモアありで面白いですね!
特に女性八百万がスサノオにたくさん攻撃されていました。
やはり、男は女に目がない…??(笑)
(3)大迫神楽「八雲払」
上の舞で下界に追放されたスサノオ。
彼が下界でヤマタノオロチを退治する舞です。
大野系神楽では、綱をオロチに見立て、真剣で斬ります。
今回のオロチは体が頑丈で、斬り倒すに苦労したようです。
アングルがもう少し左に寄れば…(汗)
(4)浅草・犬山神楽「岩戸開」
岩戸に篭られたアマテラスノオオミカミを外に連れ出す舞。
左)明るさ補正しましたが、依然見づらいですね…(汗)
力持ちの神様:タジカラオノミコトが天の岩戸を開けております!
右)撮影モードを変えて撮影。
無事に岩戸が開けられ、世の中に再び光が照らされました!
以上が今回の定期公演です。
初めての神楽会館でしたが、完成して1年ということで、新しくてきれいでした!
舞台も広く、照明設備もよい演出をしておりました。
神社や屋外ステージだけでなく、こういった神楽の魅せ方・楽しみ方もあるんだぁなと、
世界が少し広くなった気がします。
神楽会館の次回公演は、5月30日(日)。
臼杵を発祥とする三輪流神楽3座が奉納いたします。
詳細は、前記の神楽会館HPをご覧ください。
次回の神楽観覧はあさって5日です。こちらも楽しみです☆おわり
「神楽👹」動画集 →https://www.youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwAosSliscfHBGaa6toOM7_u