お疲れさまです
今日は午後から、四年次教育実習のオリエンテーションがありました
四年次実習はクラスで違います。
うちの学科は、たいてい母校の高校で二週間実習を行います
今日のオリエンテーションは、事前指導ということで、
実習にあたっての注意や心構えの確認、
現場の先生の講演がありました
講演は2人の先生が行ってくださいました
1人目は、熊本市内の中学教頭の方です。
先生の体験談をもとに、この四年次実習の意義について語ってくださいました
学んだことは…
〇この実習は、教師になるための最後のみきわめである。
→自動車教習所で、次の段階へ進めるかを確認する「みきわめ」。
今回の実習も同じようなもの。
本当に自分は教師にむいているのかなど、確認する場でもある。
〇教師は料理人であれ!
→料理人は、素材をおいしく料理する。
また、素材の購入から、調理法など、どの過程でも学びがある。
さらに、味の判定は食べたもののみができる。
料理人自身が決めるのではない。
教師だって同じだ。
いろんな教材を上手に活用する。
教材研究から授業中の子どもの様子まで、常に学びがある。
そして、教育の効果は教育を受けた人の振る舞いでしか判断できない。
〇教師は、役者でもあれ!
→鬼や仏、ヒーローやヒール、
状況にあわせて即座に必要な役を演じなさい。
〇「教員とは、飯のために働く人。
教師とは、技術・技能を教える人。
先生とは、子ども一人一人の心に燈を灯せる人。」
→なるほど、これはおもしろく、またわかりやすかったです!
この先生からは、情熱と笑いある元気をいただきました
講演ありがとうございました
もう一人の先生は、附属小学校の教諭でした
こちらは、普段の授業風景をビデオで紹介し、
今の子どもたちの現状について教えてくださいました
学んだことは…
〇子どもの視点や感受性は多様である。
→とある小学1年生の日記より。
おもしろい話ですが、長くなるのでcutします
要は、子どもは大人では考え付かない発想をします
その発想に気付き、その発想を大切にすることです。
〇「わかりやすく教える」だけでなく、「自分達でやってみたい!」と思わせること。
→教師が一方的に教えるよりも、
子どもたちのやる気や好奇心を喚起させることがより大事です。
子ども達がやる気になれば、どんどん学びが発展するといいます。
子どもたち自身で課題を見つけ、工夫するようになりますし
〇「できそうでできない課題」に、子どもたちは一番やる気を出す!
→上の学びともリンクします。
例えば、野球で10割打者がいるとします。
しかし、実際それではつまらないかもしれません。
同じ結果ばかりですし、のびしろもありません。
それならば、3割バッターの方がいいかもしれません!
(0割は違う意味でつまらなくなりますが
)
つまり、少し自分には難しいかもしれないことにチャレンジすること、
もっと上をめざす課題にチャレンジすることが、
子どもにとって一番面白みがあり、やりがいがあるといいます
…なんか、例が間違えてる気がしますが
、
とりあえず、後半に書いたことが学びとして残りました
こちらの先生も、講演ありがとうございました
さて、これから実習が始まります
長い人で四週間あります!
私は、5月後半に、母校の高校で実習します
担当は、公民(現代社会・政治経済)です
ちょうど公務員試験範囲と重なるので、やりやすいです
現在の高校生の実態はどうか、
その実態に合わせた教育はどうすべきか、
社会人としての礼儀を研く、
…などを中心に学んだり得たりします
さぁ、教育実習も頑張ります
…もちろん、それまでにやることもしっかりやってからの話ですからね
(笑)
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