授業は、テンポ・リズムが必要なことは周知のところであろう。子供がダラッとしている・理解が甘いときなどは教師の説明が長い・だらだら話しているなど教師の問題が多い。

 しかし、教師がいくら意識しても限界がある。なぜなら授業は子供と作っていくからである。そこで子供にもテンポ・リズムを意識させる必要があるが、具体的にどう改善すればよいのかということである。そのようなときに参考になる動画を見つけたのでブログに書く。

 

 

 

1.ノートの出し方

 

 算数や国語など問題の解答や感想を書いたときにノートを持ってこさせることがある。そのようなときに教師が丸が付けやすい向きに出しているかポイントである。いちいち教師が向きを変えていたら時間がとられテンポも悪くなるし行列になるおそれがある。出し方の指導と教師に対して「お願いします」の一言を言わせる指導をする。この「お願いします」の一言も重要でこれを言わせることで師弟の関係を保てるのある。

 

2.発表準備

 子供のに発表をさせる場面は多い。立つときに、椅子を引かないと発表ができない。また、椅子を丁寧に入れる子供もいる。しかし、椅子を入れる時間でテンポが悪くなるので椅子を入れないで立たせすぐに答えを言わせるとテンポのロスがない。

 

3.早口

 意見を言うときにタイミングのことである。立ったらすぐに答えることでテンポをよくする。確かに立ってからしばらく経ってから発言をするとテンポは悪くなる。また、答える時間の制限を加える。例えば、5秒で言わせると早口でぱっと終わらせることができる。→効率がよくなる。

 

 

 

4.板書 

 これは、子供に板書してもらう時のことである。子供に意見を書かせるときにダラダラ書く子が多い。そうすると教室にダラッとした雰囲気になる。時間制限をつけることでテンポを維持させる。

 

 

 

 

 私の体験では、やはり板書が課題だった。特に道徳では時間がかなりかかった。板書をコンパクトにさせるためには要約と書く時間の短縮。練習時間をもっとつくる必要があるなと思ったところである。

 

 教師と子供でつくる授業。互いのレベルをアップして良い授業を作っていきたい。

 

 

 

参考:村野聡チャンネル 「教師のリズム・テンポだけではなく、子供のリズム・テンポもしつけて授業効率をさらに上げていこう」