授業を行うとき、すんなり子供達を授業に巻き込めればスムーズに行える。しかし、1時間目・3時間目(中休み後)や5時間目など子供がのっていない場面も多い。子供達もエンジンがかからないことも。そのような時にあることをすることで子ども達を巻き込むことができる。そんな方法を紹介する。
1.「全員起立!」「○○したら座りなさい」
これは、授業の導入で作業指示を行うときに使える。
具体例:「全員起立!。教科書を1回読んだら座ります。」
動きを加えることで自然と授業に入ることができる。
2.「~した人は立ちなさい。」
1.と逆パターン。何か作業をさせて後に立たせる。
具体例:「問題文を写せた人は立ちなさい。」
この1と2で良いところは、教師が子供の作業の様子が確認できるところである。できていない子をチェックすることができるのである。
3.「隣の子に見せなさい。」「隣の子と確認しなさい。」
これは、隣同士で確認させることで作業の遅れ確認したり遅れている子供を確認できる効果がある。
周りがやっていると子供は「自分もやらないと!」という気持ちになる。また、「~しなさい。」という指示なのでわかりやすい。
私もよくこの方法を用いる。もちろんこの指示の後の「差」も生まれるのでこの差も埋める指示も必要なことも忘れてはいけない。
子供が落ち着かないときは、無理して座らせても逆効果である。そのようなときに、教師が意図的に子供を動かすことで子供の動きたい気持ちと授業に自然と入ることがコラボしているのである。
ぜひとも使ってほしいテクニックである。
参考:村野聡チャンネル 「子供を巻き込み、作業確認もできる汎用性の高い指示の方法です。」