ノート指導には苦労すると思う。理科に関しては、学習問題(課題)、予想、実験(観察)方法、準備物、結果、考察(気づいたこと)、結論などを書かせる。しかし、ノート指導をしておかないとぐちゃぐちゃになる。

 そこで、実践しているのが見開き2ページを使ってまとめさせる。では具体的にどう書くのか?

 左に、日付、単元名、ページ、学習問題(課題)、予想、実験(観察)方法、準備物を書かせる。右側に、結果、考察、結論を書かせる。

 しかし、これだけだとまだ不十分だと思われる。それは、どのように書けばよいかわからないことである。なので、教師の見本を見せたり、上手な子どものノートを例示するとよい。

 教師はノートの評価をするのだが、ノートの基準を明確に伝える。子どもに明確な基準を伝えきれていないので明示しようと思う。


 基準は10こ。1つ1点として10点満点で評価し、8点以上で合格とする。


1.タイトル(単元名) 2ページ全体のタイトルが書いてあるか

2.見やすさ    見やすくすっきりまとめられているか 

3.工夫       読み手を引きつけるおもしろさや工夫があるか

4.イラスト     イラストを使っているか

5.図        図や表を使っているか

6.マス      ノートのマスをきちんと利用しているか

7.丁寧さ    文字を丁寧に書いているか

8.詳しさ    大切なことを詳しく書いているか

9.キーワード 単元の重要な語句・重要事項を書いているか

10.考え(考察) 自分の考えや感想を書いているか


私自身も、予習する際に頭に入れておかなければならない。