小4理科の単元:雨水のゆくえ

 水の流れやしみこみ方などの水の行方について学習する単元である。この単元は5年の流れる水のはたらきと土地の変化につなげる単元である。


 ポイントは、初回に水の行方についてどのような方向性があるか考えさせることにある。方向性を考えた上でその課題について実験するという流れがよい。


 水のゆくえについて3つの方向性がある。

 ①どのように流れていくか。

 ②地面にしみこむのか。

 ③空気中にでていくのか

ということである。

 なにげなく見ている水。なんとなくこうなっているだろうな?と子どもは思っているものの、実験することで初めて発見することも多い。

 今は、タブレットが配布されているのでタブレットを使うことも効果的である。今回私は、土のしみ込み方のときにタブレットを使った。

 土と砂のしみこみ方の違いのときの様子を撮ることで、しみこみ方の違いを見返すこともできる。また、クラス全員に示すことができる。

 また、蒸発を確かめる実験のときは水の減る様子を写真にとることができる。

 タブレットで撮影することのよって、休みの子へのフォローやオンラインでの授業でも使える。これからの理科の授業で積極的に使っていこうと思う。