image

 

子どもの字を書くスピードが落ちているとのことだが、普段の授業のなかで個々の差が大きいのは感じていた。また、早くても雑であったり遅いけど丁寧なんてことがあった。「バランスよく早く、正確に、丁寧に」ができていないのだろう。

 では、素早く書くことはできないのだろうか。斎藤先生は、字を素早く書くためには素早く書くためのトレーニングが必要であるといっている。訓練することで、速く書く=訓練で上達する

 素早く書けない要因として

 ①字を書くための基礎力がない

 ②書き順の基本ができていない

ことが挙げられる。

 そこで漢字、ひらがなでもまずはきれいな字を正確になぞって書いていくトレーニングが必要である。

なぞる=なぞり書きの部分である。また、書き順も覚えていないので各時間がかかるということもわかる。漢字ドリルや1年生であればひらがな、かたかなのワークを使うことはもちろん、なぞり書きのできるプリントでトレーニングをさせる必要性を感じた。正直、漢字ドリルのみの練習がほとんどである。書写の時間などを通して早く書けるようにとレーニングをさせようと思う。