娘が巣立つ日。平成最後の４月１日。シングルマザー４５歳の母へ贈るエールは・・・苦い経験

生まれたばかりの頃

吸う力が弱くて

お乳を飲んでくれなくて
心も胸も痛くて仕方がなかった
 
そんな娘が
 
保育園の
お迎え時に
ママ〜抱っこーと
元気にお腹に飛び込んで
甘えてひっつき虫になり
 
小学校の
授業参観では
はにかみながら
後ろを振り返って
おててをフリフリ
 
中学校の
部活の試合後
精一杯頑張ったのに
負けて悔し涙で帰宅して
やけ食いにふて寝
 
高校で
ボーイフレンドができて
やったー‼︎と、2人で
抱き合って喜んだのも束の間
中間テスト前にフラれて大泣き
 
大学入試の
合格発表の夜
反抗期はどこにいったのやら
満面の笑みで食卓を囲み
お喋りは絶好調
 
就活期間の
圧迫面接には
心が折れそうになり
お熱が出て疲労困憊
 
でも
 
だんだんと
心身共に強くなり
内定を勝ち取って
母を安堵させました。
 
これ以外にも
様々なことがありながらも
ようやく今日という日を
お迎になられた
 
そんな経験を持つ
４５歳のシングルマザーの
素敵なママのあなたに贈る言葉は
 
よくぞここまで
しっかりと
お育てになられました。
本当にお疲れ様でした。
 
 
 
ご成長された
あなたの大切なお嬢様の巣立ちの日に
あなたにどんなお話をお贈りしようかと
１週間ほど前から色々考えていたのですが
 
今日はカッコ良い花向けのお話ではなくて
私のかつてのカッコ悪いお話です。
 
あなたのお役に立つかどうかは分かりませんが、少しだけでも、何か感じ取って頂けて、お役に立てる部分があれば幸いです。
 
 
私の初めての就職先は
大阪市内でした。
 
生まれて初めて家を出て
先ずは社員寮に入り
社会人としてスタート致しました。
 
１年後には
マンションで1人暮らしをし
独身生活を謳歌することになったのですが
その少し前のお恥ずかしいお話です。
 
入社１年目の５月
寮生活なので、お家賃がいらないのにも関わらず、お金が底を尽きました。
 
当時はバブル期で
学生さんでさえ
皆お金持ちだったのにも関わらずです。
 
私が何に使ったかというと
仕事で身につけなくてはならない
専門知識に関係する専門書です。
 
専門書は値段が高くて
１度に２０冊も購入すると
うん万円です。
 
当時はアマゾンもなくて
大阪梅田の紀伊国屋書店に
よくお世話になりました。
 
そのうえ社会人となると
お付き合いで会食が増えていき
みるみるお金が無くなっていきました。
 
５月末に実家に行き
母にそのことを話すと
 
「お金は貸さないわ。あなたはもう社会人でしょう。特殊な仕事で、人様より多くのお給料を頂きながら、無いとはどういうこと」
 
「いくら専門書を多く読まなければならないといっても、食費を削ってまで本を買うなんて、もってのほか。情けない」
 
＊特殊な業務内容についてはいつかお話しますね
 
と、キツく叱られて
お金を貸してもらうなんて、もっての他で
直ぐに追い帰されました。
 
このことで目覚めた私は
月に１０万円の財形貯蓄と
３万円を仕送りとして実家に送り
残りのお金で生活をする事にしたのでした。
 
このことは後になり
母がこう言っていました。
 
「あの時お金を貸してしまったら、あなたのためにならないと思ったのよね。だから心を鬼にして追い帰したの」と。
 
「次のお給料までの間、残り数千円しかなくて、ひやひやとしながら過ごしたの」と、私が言うと
 
「なりたかった職業で会社を選び、自分で考えて家を出たわけでしょう」
 
「親元を離れて生きて行くということは、食事のことからお金の管理まで、全て自分で決めて行動し、生活をして行かなければならないの」
 
「１か月間、交際費を含めて手元に置いておかなければいけない額が理解できて、勉強になったでしょう。恥ずべき経験だったけど、良い経験になったわね」と、笑っていました。
 
あの、就職して直ぐの時期に
母に突き放されたおかげで
 
生活していくうえでの大切なことや、大事なことを、自分自身で模索しながらも考えて実行することが出来たので
 
１年後の一人暮らしの生活に変わった時に
とても役に立ちました。
 
そして
 
後で知ったのですが
母は、私の仕送りのお金を１度も使わずに
ずっと貯めていてくれていて
 
「たぁちゃんが、一生懸命に働いたお金だから使えなかったのよ」と言って
 
このお金をお嫁入りの時に持たせてくれました。
 
こんな恥ずかしい経験をした私は
 
私の娘達が社会人になる時期に
ママの苦い思い出として
このことを話したのでした。
 
すると、２人共直ぐに対策をし実行し
現在は私の若い頃よりも堅実的な
社会人生活を送っております。
 
 
＊ーー＊ーー＊ーー＊
 
 
今日から
あなたの大切なお嬢様は
ご自分の人生を
ご自身で考え、悩みながらも
精一杯前へ進んで行かれます。
 
どうか
 
お嬢様のために
時に寄り添い
時には離れて
見守ってあげて下さいね。
 
あなたのこれまでの頑張りを
直ぐそばで見てきたお嬢様は
やがて１人で生きて行ける力を得て
きっと、自立をした素敵な
大人の女性になられることでしょう。
 
これからも
いつもあなたを応援しております。
 
 
この度はご就職誠におめでとうございました。
 
こんばんは
大阪高槻エステSalon  de Takaです
訪れて下さいまして有り難うございます
今日はちょっぴり恥ずかしいお話でした。
 
長い間の子育て、本当にお疲れ様でした。
バザルトトリートメントもお役立て下さいラブラブ
 
 
 
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