こんにちは、というか明けましておめでとうございます🎍

年も明けてきていよいよ卒制シーズン

自分の卒制までも早くも1年を切りました。

やりきりたい目標としては

圧倒的なスタディに裏打ちされた新しい文字表現


です。

我々が使っている文字のルーツは漢字。そしてそれらは石に彫られて現在まで残ってきています。

彫られた石から複製を取る(=拓本をとる)行為によります。

影の色は黒です。文字のインキも基本は黒です。

文字を彫ることでしか表現できないこともあるのではないか?


そんなところからスタートします。


先人が残してくれた様々な彫り、表現それらを総覧、実践するスタディによって自分なりの

新しい表現を模索していきます。




これからやっていくことを先生と相談しました。

まとめます。


①支持体と行為について

そもそも「石」に彫るとはどのような意味があるのか?砂、木、紙、その他素材に記述することとの違いは何なのか?書くことと彫る(ひっかく)ということ。石川九楊とかも。


②文字の黒は影の色そのもの
南半球北半球、春夏秋冬、朝から晩、その太陽の動きによってどう変化していくのか?
変数を作ってみる。(幅、深さ、石材の種類、ツルツルザラザラ、道具との関係性)
またその変数による違いが視覚表現になりうるのか?


③文化による書きかたの違い
日本人は短歌とかを手に持ってツラツラ書くけど、中国とかはガシッとした姿勢で書く。それは文字に対する解釈の違い、が根底にあるのではないか。

④木造と石造の違い
自然物への姿勢が違うのでは


上記①〜④を踏まえて...

1.書家の文字・書に対する考え方のリサーチ
2.文化性のリサーチ(石で言えばどの場所でどのような石にどのように彫られているのか)
3.中近東文化センター、東京国立博物館、迎賓館、書道博物館に行く。

です。

また書きます。