日本の鉄道の駅にはかなり個性的(へんちくりん)なものがありますね

18きっぷの旅、今回の旅はその個性的な駅を代表する場所へ行きました

最寄駅を初電で、乗り換えを繰り返し群馬県は水上にやってまいりました



さらに上越線を乗り継いで2つ目の駅が今回ご紹介する土合駅です




えっ👀⁉️地下鉄?
実は1つ手前の湯桧曽駅から新清水トンネルに入っております

つまりトンネルの中にホームがあるのです

列車からホームに降りると涼しいです

エアコンなんてありませんので天然のクーラーでしょうか(^^;)

出口へ向かうトンネル、その奥が土合駅名物462段の階段です




その462段の階段がこちら
出口は遥か彼方


エスカレーターはもちろんありません
取付けるスペースはありますが・・・
でも、親切なところも


疲れたら休めるようにベンチを置いてくださってます
途中、振り返ると・・・


この階段登ってみるとわかるのですが、普通の階段よりは息が切れない
傾斜が緩やか、それもあるでしょうが5段上がると踊り場があるのです
そりゃ疲れますよ
でも、少し登り疲れる前に休む
その繰り返しで462段を登る構造になっているんですね
出口に近づくにつれ、暑くなってきましたよ
それも地下水が湧き出てて蒸し風呂のようになっています
先ほどの涼しさはどこに消えたの
階段を登りきると連絡通路の入口が待ってます
いや、反対から来るとトンネルの入口ですね


そしてこちらが連絡通路



明るくなっただけでトンネルとあまり変わらないじゃん
この通路もけっこう長い
で、上りホームはこちらです


赤い屋根が土合駅の駅舎です


普通の駅となんら変わりません
ヘンテコなのは下りホームだけです
元々はこちらのホームに下り列車も上り列車も発着していました
そうです単線の時代は
輸送力を増強のため新しいトンネルを建設それが現在の下り線、新清水トンネルです
新しいトンネルはより深い所に作られたため、土合駅はこのようなモグラ駅になってしまいました

少し戻り駅の外へ
これが土合駅の駅舎です
山小屋風と言うか三角屋根がお洒落



先ほど気になった通路の外観です
トンネル階段を出ると川を渡る橋だったのですね
この山の中70m下がったところにホームがあるなんて・・・
やっぱりヘンテコな駅ですね



さて、この土合駅ですが駅自体が観光スポットになっていまして、皆さん車でいらしているのです
帰りの電車は2両編成です
越後湯沢の方から、すでにたくさんの方が乗車されています
長いホームにたくさんの人がいます
混み合った電車に乗りきれるの?
いえいえ、電車に乗るのは僅かな人だけ
皆さん写真を撮るだけで電車に乗りませんから
そりゃそうですよ
車ですから


駅前広場は駐車場です
駅は無人化されてきっぷも販売はされてません
Suicaはもちろん使えません
左は時刻表、電車は1日下り5本上り5本
右は乗車駅証明書発行機


土合駅から乗りましたと言う証明書で下車駅で精算するシステムです
が、実態は皆さん土合駅の記念に発行してお持ち帰りしています
そう言えば・・・
土合駅に到着した時、たくさんの人が電車を待っていました
でも、ほとんど乗らなかったような
そう言うことだったんですね