前半は春風亭小朝さんの怪談話です
季節の花が描かれた屏風の前に玉三郎さんと小朝さんがスポットライトに照らされています
小朝さんのお話が始まると玉さまは闇へ
通常ですと噺家さんはお一人で何役も分けてお話するのですが、女性のところは玉さまにスポットがあたり出番となります
すると何気に笑いをとる玉三郎さん
テンポの良い小朝さんのお話は立て板に水、時々流れがよすぎて儂ゃしばし置いてきぼりになってしまいました(^^;)
怪談ですから怖いお話なんですよ
ホントはね
休憩は30分
なるほど・・・
木挽町ひろばではお弁当を威勢よく売っていましたね
正味1時間30分の公演だけど
興行はいろんな意味でビジネスですぬ
後半は玉さまの｢越路吹雪物語｣
でも、小朝さんのお話が続きます
越路さんのエピソード
岩谷時子さんとのコンビ
内藤法美さんとのなれそめ
いろいろとたくさん
で、玉三郎さんが登場されて越路さんの歌を聴かせてくれます
その歌声は・・・
台詞の時のか細さではなく、しっかりとした歌声に感動です
でも、良く聴くと玉さまの声とわかるんですよね
玉三郎さんはコンサートを開かれていることは知っていましたよ
初めて玉三郎さんの歌を聴きました
歌唱力すごいです
引き続き小朝さんのお話、玉三郎さんの歌声と魅了されました
時間はアッという間に過ぎて行きます
そして・・・
やっぱり最後は｢愛の讃歌｣
(お借りした画像です)
あなたの燃える手で
あたしを抱きしめて
ただ二人だけで生きていたいの
やば、ウルッときちゃいましたよ
玉三郎さんのドレス姿も魅力的
儂ゃ海神別荘以来かな？
おそらく玉さまのドレスは今回が見納めかもしれません
また今回、楽しめたのは演劇博物館での越路吹雪衣装展を見たことも1つの要因だと思います
たった1日限りの歌舞伎座特別公演を観られることができたのは嬉しいですが、もっと大勢の方が観られるようになるといいと思いました