歌舞伎町で歌舞伎?
歌舞伎町なんて最近じゃ来ることない
じゃ、前は来たの?
かなり前、そりゃ~若い頃は(^^;)
当時は男性天国でしたからね
そもそも歌舞伎を誘致する計画があったから歌舞伎町と名付けたのに・・・
どういう訳か風俗街になってしもうた


今日の会場となる東急歌舞伎町タワー
ビル6Fにシアターミラノ座があります

でもこの辺はやっぱり歌舞伎町
歌舞伎よりも魅力的なお店がいっぱい
って・・・コラッ!




呼び込みのオッサンに捕まってしまう
「いい娘いるよ」
「いや、歌舞伎を観に来たんだ」
「歌舞伎町だよ、やる訳ないじゃん」
まあ、フツーそんなもんだよな(^^;)

そして待ち合わせ時間
合流してからドトールへ
歌舞伎話しに花が咲き、あ~だのこ~だの、それがいつのまにか宝塚の愚痴となりもう止まらない
チケット手配のお礼はトミカです
窓の外に走って来るのはホストクラブのアドトラばかり
歌舞伎町大歌舞伎のアドトラックは運転終了していますからね
そろそろ開場時間です
ミラノ座に向かいましょう
エスカレーターで6Fまで
その入口前、電車がまるでNゲージ
山手線、中央線、総武線、埼京線、新宿湘南ライン、あずさ号・かいじ号
けっこう飽きないかも(^^;)


ロビーには役者の幟が並び、ここでやっと歌舞伎らしさを感じました


中村屋の定式幕
出演者は中村屋の方々が中心ですね


一、正札附根元草摺・流星
二つの舞踊を幕間なしで演じます
わかりやすく説明すると・・・

正札附根元草摺は堅苦しくてつまらないけど、流星ははっちゃけた楽しい踊り

流星の勘九郎さんふんどしの前をめくってチラチラ大サービス

歌舞伎ってフツーふんどしの下に肉襦袢のようなパンツを履くんですが・・・

履いてない

生フン、超ハイレグですよ

ご一緒した女性

多分、喜んでいたと思います(^^;)


二、福叶神恋噺
今回はこれが観たくて歌舞伎町に来たようなものです
そんなに面白いの?
多分・・・だって初めて観るんだもん
落語の「貧乏神」を歌舞伎にしたんだからつまらない訳がない
ぐうたら大工辰五郎のところに貧乏神が取りつきます
この貧乏神、なんと女性
しかも美人なんですよ
七之助さんが演じています
元々貧乏だった辰五郎だから、吸い取るものがない
貧乏神のおびんちゃん
これが辰五郎に尽くすこと尽くすこと
質入れした道具を出すお金を工面するわ、掃除に洗濯ご飯のお世話まで
まるで貧乏神の方がが貧乏神に取りつかれたみたい
おびんちゃ~ん
今度、儂ンとこにおいでよ~
辰五郎を演じるのは虎之助くん
扇雀さんのご長男で壱太郎くんとは従兄弟になります
でも・・・目立たない
立派に成長されています
将来有望かも、今後に期待します

いや~楽しかったな

松竹さん、福叶神恋噺パワーアップして次回は歌舞伎座でやってくださいませ