水戸街道の取手宿にある旅籠の安孫子屋の前です
駒形茂兵衛は関取を諦め、さまよっていると店の前での喧嘩を解決します
その様子を見ていた酌婦のお蔦は、一文無しの茂兵衛に手持ちの金子などを与えます
いつか立派な横綱になるようにと励ますと、茂兵衛は何度も礼を言いながら立ち去ります
十年の歳月が経ち、お蔦は船印彫師の辰三郎と一緒になり娘と共に暮らしていました
しかし、辰三郎はいかさま博打で行方が知れません
お蔦のところに追われの身の辰三郎が舞い戻りそこへ、茂兵衛が現れますがお蔦は思い出せずにいます
やがてこの地の顔役である波一里儀十たちがお蔦の家に押し掛けると、茂兵衛は相撲を生かしてやっつけます
お蔦は茂兵衛を思い出し、礼を言うと逃げて行くのでした

茂兵衛は幸四郎さん、お蔦は魁春さんのベテランコンビです
味わい深い茂兵衛とお蔦でした
もっと感想を書きたいところですが・・・
実は、今回も模型目線でした(^^;
安孫子屋はネットでも直ぐに画像は見つかりますが、他の場面は・・・
こちらは渡し船の場面


背景は利根川
舞台下手は土手、上手が船着場となっています


船大工の作業場でしょうか?


お蔦の家
場内真っ暗、例によって勘が頼り

今、直ぐに作る訳ではありませんが、簡単でも道具帳のようにまとめておくと作る時に助かります(^^)v