先日の日曜日、天気も良く小春日和
特に用事もなく、家を出て・・・
国立劇場へ電話をすると、席に余裕があるらしい
と言う訳で急遽、伽羅先代萩(^^)v
もちろん筋書きを購入、これが模型作りの強い味方
道具帳が付いてますからね
3階の上手に陣取ります



花水橋では梅玉さん演じる頼兼、扇子を振るだけでバッタバッタ相手を倒す歌舞伎ならでは立ち回り
派手さはないですが気品高いです
政岡VS八汐は扇雀さん翫雀さんの兄弟の対決
稟とした政岡、不気味さを感じる八潮が対称的ですね
ずらりならぶ腰元に咲く一輪の花、志のぶチャン(´ー`)何とも愛くるしい
他のお姉さま方ごめんなさい
どうしても彼に目が行ってしまいます
政岡に味方する二人の女性、沖の井と松島は孝太郎さんと亀鶴さん
味わい深い演技です
でも、亀鶴さんの女形・・・
釣女が頭をよぎったのは儂だけではないはず
心の中で笑ってしまった(^^;
御殿の場では政岡を籐十郎さんに代わり、八潮と政岡が一瞬、被ってしまった(笑)
子役の鶴千代と千松はなかなかの名演技、梨園に生まれていれば期待は大きいところですが・・・
すっぽんより煙と共に現れ出る仁木弾正は橋之助さん
怪しさと冷酷さが漂っています



さて、観劇の後は伝統芸能館に立ち寄りました
今回の企画は「鈴木十郎コレクションの内~代々の團十郎~」
書簡、掛け軸、隈取りなど市川宗家ゆかりの品が多数展示されていました