怪談乳房榎は三遊亭円朝の創作をもとにした怪談噺です
早替り、本水、大立廻り、随所に見せ場のあふれる夏芝居の代表作です
模型を作るとなれば・・・
角苦十二社大滝の場ですよね(^^;
では、じっくりご覧ください


それにしても大掛かりな舞台セット、大道具さん達たいへんでしょうね
もちろん模型作りも苦労しました
正直、設計はできません
普段とは違い予め大きめなパーツを描きます
一つ一つのパーツは全て現物合わせとなりました
久々に模型作りの実感を味わいました(笑)


このスロープも現物合わせ、これがなかなかピタリと合わないんですよ(‥;)
これを上ると森、そして不気味な一軒家があります


小屋の出入りでも早変わり、見どころの一つですよね


滝は上手にあります
もちろん本水を使いますので、爽快感は味わえます
特に一階席前方の方はマイナスイオンを浴びてくださいませ(笑)
滝壷での立ち回りは迫力満点、ホントの水は浴びれます(^^;


こちらがその滝壷
潜って現れると・・・あれっ?
そうです
入れ替わってます
水に潜っての早変わりも(^^)v


滝の中に三次役、中村勘九郎さんの舞台写真を組み込んでみました
さらに洞窟の周りに脱脂綿を使用して水しぶきを表現、爽快感をつけてみました


殺されてなるものか・・・三次の足元には必死で食らいつく正助の姿も
これは1枚のつながった写真から正助の周りだけ切り込みを入れて、丸みをつけました
格闘のシーンがリアルに仕上がったので、満足なできあがりになりました(^^)v


今回の8月納涼歌舞伎ではニューヨークの凱旋公演
是非、お出かけになり実際の舞台をご覧になってみてはいかがでしょう
儂ゃ8日に観に行きますよ(^^)v

そして・・・
怪談乳房榎の歌舞伎模型は8日の観劇後、木挽町広場「はなみち」さまに飾っていただく予定です
是非、お立ち寄りくださいませ(^^)