主税と右衛門七から大野屋呉服店の離れ座敷の場をご覧くださいませ(^^)v


「主税と右衛門七」は昭和34年に初演された一幕物の戯曲で、作者は成澤昌茂、初演時の題名は「討入前夜」です
討入りを明日に控えた矢頭右衛門七と大石主税という四十七士の中でも最年少の二人の若者の心の動揺、右衛門七に淡い恋心を抱く娘・お美津を絡めて描いた佳品です

お美津は右衛門七に思いを伝えますが、討ち入りで命を捨てる覚悟の右衛門七は返答を引き延ばします
一方、今生の別れを惜しむように酒を酌み交わす主税と右衛門七、主税は右衛門七に討ち入りを明日に控え恐怖を感じていることを打ち明けるのでした
陰で見守る内蔵助、二人は見つかり戸惑います
そして内蔵助は心の迷いが悟られればこれまでの浪士達の苦労が失われると伝えるのでした


昨年、国立劇場研修会で米吉クンのお母さまとお話しすることができました
ちゃっかり歌舞伎模型もPR、そして1台プレゼントすることになりました
それが今回の「主税と右衛門七」です


離れの部屋から廊下へと通じています


その廊下がこちら
設計で一番悩んだところですが、なんとかつながりました


屋根は瓦をプリントしてあります
軒の屋根には破風を付けました


庭の風景、竹の門扉と生け垣がアクセントになっています


七三から舞台を観た様子はこのような感じでしょうか(^^;



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