深海メアリー発売記念として
どうも!大西ですw
すげー寒くなってきましたね!
ちょっと風邪気味でグロッキーだったりしますw
さて、今回深海メアリー発売と言う事で、RECした機材の説明をしようかな?とw
今回のtubTRaCKのRECに使用したのはEDENというメーカーのWTX264というヘッドw
https://jp.yamaha.com/products/brands/eden/amplifiers/wtx_series/lednwtx264/index.html
もう生産中止されているものですから手にした人はお早めに中古をw
かなり良いベースアンプです。
前にも載せましたがエンハンサーが兎に角良いw
尚、エンハンサーは倍音成分をアップしてくれるエフェクタで、表情豊かなサウンドになります。
つまり、普通は埋もれてしまう倍音が増えるので煌びやかさが出てきます。
ってことは低音にも艶が出てくるってこと。
それを再生させるキャビも選ぶともっと良いんですけどねw
尚、配線はプロビデンスのBass専用ケーブルw
アンプからキャビはスピコン10m
至って普通w
ま〜こちらmilktubのM25にも使用しましたw
DI機能も付いているのでこちらも併用しながらなんですが。
ただDI機能はあくまでDIなので表のつまみを経由しての使用はできません。
なのであくまでもDIはDIですw
つまりエンハンサーはマイク録りしか恩恵受けられないってことですね。
購入した時負荷が凄いのでオススメできないといわれましたが、実際アンプのスピーカーからの音もマイク録りしてますのできっちり音も作り込んでいます。
ちなみに注意するべき点はギターと被らないように周波数を調整しておくこと。
肝は100HZ〜500HZのローミッドのサウンド。
三井ちゃんの様に7弦ギター使いだと300HZ辺りになるのでは?と予想して構築してます。
何しろギターなのにベースの音域とかに音が結構いるんです。
ま〜意外と素人さんにおいですけど、DIで満遍なく出すのもいいのですが、突出して狙って出しておくとマイクとアンプの音を混ぜる時に楽になります。
兎に角、周波数の山がどこら辺に来るのか?大凡の予想が立てられないと厳しいです。
ちなみにマイクだと決まった周波数帯しか録音できませんからそちらを主体に考えると楽です。
ウーレイなどの昔ながらのチューブCompとかねw
ま〜後はプロのミキサーさんの腕次第w
後、本来だとチューブCompをかけてもらって音圧やら音ムラを消しながら録音します。
ただこれも自分でこだわりあるなら用意したほうが良いかもです。
コンデンサーも場合によってありかもですが、ふくよかさが無くなり鋭利すぎてやばいかも。
ま〜兎に角Compにも立ち上がりの早いもの遅いものがありますのでこれは経験かな?
俺の場合、面倒だしプロが録音してくれるんでわざわざ買いませんけど。
尚、プラグインもありますが、それやるなら録音時はいらないので後で十分です。
ちなみに30HZ以下の音はTDの段階でカットされるんでいらないです。
兎に角、音作りの要というのか?ヘッドのみの場合やDIのみの場合とか様々条件変わりますが、特にバンドの場合はメンバーの個性を理解して上での演奏でタクトを握るデレクション的な立場の人間がいないので基本好き勝手に出しているようですが、実際計算しないと調和しません。
もしも、チャンスがあれば調べてみると良いかもですw
今回、Ampeg SVTシリーズを使わなかったのは、自分の好みもあるし、軽いのもあるんですが、何よりちょっと視点を変えてやりたかったのもあり、こいつをチョイスしましたw
SVTは音圧素晴らしいんですが、こと録音になるとLowが足りない場合が多いです。
現場でも結構もうちょっとロー出ない?とか言われたこと数回ですからw
そもそも80年代のモトリークルーなんか聞けばわかりますが、今となってはかなりライトな音ですが、実際この音を大音量で聴くとめっちゃローが出てる様に感じる様になっているのがわかります。
つまり、ライブ向きってのは否めない訳です。
で、トランジスタですが真空管をシュミレートしたものを買っておこうとEDENを買った訳です。
操作性も良いですし、変にトランジスタ特有の出力を抑えるCompもかからない。
中々良いアンプです。
後はDIですねw
メインは実はアヴァロンDIを使用してます。
マイクプリは4番。
ポストじゃなくプリで使用してます。
後はRadial社のJ48も送ってます。
アヴァロンはマイクプリを使わないとDIとしては弱いです。
聴感上ちょっと狭い感じがします。
マイクプリでちょっと歪んだ膨よかなサウンドになります。
ただこれをかますとベースアンプの方も変わるので注意が必要です。
その点、J48はローミッドの再生が豊かで素晴らしい。
実際最近のお仕事はベースもギターも全てこれで録音してます。
そもそも竿物用に開発された物ですから本当に良い感じですw
なので最初にJ48→アヴァロン→EDENと言う感じで接続してます。
つまり4chも使ってるってことw
自分のバンドならではですなw
尚、J48とアヴァロンの間はベルデンですw
後、全てに電圧の変圧器をかましてます。
最近場所によりますが、電圧がきっちり来てないことがありますので故障の原因や音の劣化につながるので安定させる昇圧トランスをかましてます。
尚、SVTですが90Vになると停止しますw
以前故障かと思ったら電力がきっちり来てないだけで故障してないとw
リハ中だったら本当に参ったヾ(・ω・`;)ノ
兎に角、REC機材はライブとはまた別になるので特にベーシストの方々はDIだけは自分の音が再生出来るものを数個持っていることをオススメしますw
と言うことで、今回の深海メアリーは先にも言いましたが、4弦を使用してますw
特にこの楽曲は80`sジャズベの丸い弾丸の様なサウンドが欲しかったからですw
ちなみにエンジニアの松金さんにお願いしてサンズアンプのプラグインをかけてもらっております。
尚、ちょっとPunch多めでw
バチバチ感も出てるんですが、それ以上に丸い低音が出てると思います。
アトリエなんですが、こちら200HZが結構出るんですよね。
なので全ての音が合わさったときに痒いところにも手が届く様に念には念を入れて、その周辺をちょっともっこりと出る様に加工しやすい様に録音してます。
ま〜参考になったか?定かじゃないですが、まずは周りの楽器のことを計算に入れて音を作ると言うのは大事です。そしてそれが可能になる機材も必要ですし、腕もいります。
特にバンドはねw
ま〜かなり上から目線のお話でしたが、私はこうやってご飯食べてますw
皆さんの参考になるといいですけどねw
ま〜人が違えば全部違うので参考になるかは不明ですけど。
と言うことで、今回深海メアリーのベース録音の裏話でしたw