新たなアルバイト発見!クリスマス繁忙期 | トロント在住の中年男

トロント在住の中年男

2011年に日本を離れ、様々な不思議な経験をしました。その中で皆さんとあるあるな経験を共有できたらいいなと始めました。中には、海外生活に役立つ情報もあると思います。是非皆さん読んでください。

話が噛み合わない。

3ヶ月くらいした頃、新しく仕事が見つかった。またもや日本食レストラン。

 

おばさんの知り合いのお金持ちの人が行きつけの日本食レストランを紹介してくれた。

 

面接の日、英語もまだまだ話すことができないなりにも頑張って面接などをこなしてくうちに、

 

面接程度の英語ならなんとなくできるようになった。

 

ポジションはこうだ。 キッチン、ウェイター、電話対応主にテイクアウトである。

 

自分はウェイターを応募して面接は終わった。もちろん電話対応の話もされたが、断った。

 

英語が話せないのに電話なんか無理に決まってる。

 

初日!ウェイター英語を一生懸命勉強して行ったのだが、なんでかはわからない。

 

ただ、ポジションが電話番である。

 

ちなみにオーナーはまたもや韓国人である。

 

何故こうなったのか。。。。全くわからないが、初日スタート。

 

電話がすぐになる。

 

マネージャーが、なってるからとって!!

 

いやいやトレーニングは??

 

でも取るしかない。

 

もちろん一言目はわかる。Hello だ!!

 

そして「How can I help you?」

 

お客さんはどうやら弁当を注文したいようだ。

 

お弁当の種類は聞き取れた。

 

まずまずのスタート。

 

ただすぐに問題が発生する。

 

弁当の注文の後になんか言ってる。

 

わからない。感覚を頼りに推測をするとこうだ。

 

何かを除きたいらしい。

 

お客さんは「Avoid」といっている。

 

これは、前回クソみたいなレストランで働いてる時に学んだ。何かを避けたり除きたい時に

 

使う英語で、レストランではよく聞く単語だ。

 

よし!これならいける。今のところなんとなくわかる!が、、、、、

 

そのあとの単語が全くわからない。

 

なにやら「エクス。。。。」「エク。。ラ。。。」

 

無理や。。。わからん。。

 

マネジャーが変わる。そして電話を終えた後に、「extra」と言ったんだよと親切に教えてくれる。

 

すぐに辞書で検索。

 

あーーーーさらに何かを入れたいようだ。

 

ただ待てよ。。。。

 

レストランで、メニューをカスタマイズするなんて聞いたことがない。

 

アレルギーなどで避けてください。は、聞いたことあるが、その後さらに追加するなんて聞いたことがない。

 

そもそも自分の頭の中にそんな感覚もないのでパニック。

 

お金はどうなるのか聞いてみたら、特にチャージはないらしい。

 

チャージすることもあるみたいだが、基本は問題ないらしい。

 

その後、2回ほど電話をとってその日は終わる。

 

2日目のバイトの日、やはり電話担当。

 

マネージャーは、非常にいい人だ。だからこれは非常に難しいからウェイターの仕事がいいと訴える。

 

今は空きがない。いやーなら何故雇う。。。

 

まーなんとか助けてくれようとしているのは理解できるが、非常に難しい。

 

その日も昼間の空いてる時間に入って、マネージャーが助けてくれている。

 

少しずつ慣れては来るが、そもそも英語ができないので仕事ができるできないの前の話である。

 

それに1ヶ月やったからってそれが克服できるわけではない。

 

騙し騙しやっていた。4回目ほど働いた時。

 

オーナーらしい人が来た。

 

早かった。本当に早かった。

 

オーナーが、一瞬自分の電話対応を見て、マネージャーに一言。

 

この子は使うのは難しい。

 

仕事中だったが、マネージャーに「本当に申し訳ない。僕の力不足だけど、オーナーが仕事をこれ以上続けるのは難しい」

 

一瞬で仕事をクビにされた。

 

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?

 

言ったじゃん!!!無理だって!!なんでこうなるの??気分無駄に下がるし。

 

帰り自転車も漕げずゆっくり歩いて帰る。

 

家に帰るとおばあちゃんが

 

「早かったね??」

 

こう答える。

 

「クビになった」

 

まー仕方ない。人生の勉強だ。

 

おばあちゃんの一言で救われる。

 

ただ焦る。お金がない。3ヶ月も経っているのに仕事もない。

 

勉強にも集中できなくなっている。

 

マネージャーは、ウェイターの仕事の空きが出たら連絡すると言ってくれていたが、期待はしなかった。

 

またまた振り出しだ。毎日毎日仕事探し3ヶ月。

 

本当根気と努力しかない。

 

初海外留学だったが本当に異国の地での難しさを痛感させられる。

 

ちなみに聞いた話だが、日本に帰ってから数ヶ月経ったくらいにおばさんから連絡が入る。

 

前クビになった日本食レストランからウェイターの仕事の空きがあったと家の電話に連絡が来たらしい。

 

海外では本当に時間が経っていても、こうやって連絡が来ることがある。

 

あのマネージャーは本物だった。

 

本当になんとか自分を助けてくれよーとしていたのだ。その話を聞けただけでも嬉しかった。

 

履歴書を出す際には、日本の感覚でいてはだめだ。とにかく撒き散らしておけば、いつどこにチャンスが転がってるかわからない。

 

そういう意味では、アメリカは差別がニュースのせいで非常に取り上げられるが、日本よりもフェアな社会なのかもしれない。。

 

✴︎実際のレストラン

 

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