blogを書く前に・・・



『東北地方太平洋沖地震』で

避難されている方へのエールと

多くのお亡くなりになられた方へ、

謹んで哀悼の意を表し、

心からご冥福をお祈り致します。





平成23年3月11日金曜日

午後2時50分頃。






来週の仕事の事で悩んでいる自分。


簡単な仕事を悩んでいる後輩君。


女の子を中心に話しが盛り上がっている仲間達。






いつもと変わらぬ職場でした。




が・・・






宮城県三陸沖で発生した震度7、M9.0の大地震が




ここ東京にも襲ってきました。










最近、数日間


宮城や福島で起きている地震の余波で






東京でも余震を感じていましたが、


いつもすぐに治まっていました。






今回の地震もすぐに治まると思いました。








でも、今回は違った。








初め静かな横揺れ。



そして大きな地震に変わりました






すべてのデスクから、パソコンが全部ひっくり返り、




書類の紙がすべて飛び散りました。








キャスター付きの椅子だから座っていたら危ない。




座っていて大きく横滑りし、


放り出されて怪我をした子も何人かいました。








『立つな!伏せろ!』の声が響きました。






デスクの下に隠れて、




悲鳴を上げている子。


泣いている子もいました。








私は・・と言うと、中腰になり


みんなの安否と被害状況を伺っていました。










ここの職場は、東京湾岸エリアの埋立地で地盤が弱く




海に近い為、津波の心配もありました。


なによりも地上から高い所にいるのでビル倒壊が心配。





以前から、




『大地震が起きて大津波がきたら、全員、助からないよね。』






と冗談半分で言っていました。










現実になりました。










ビルが右に左に揺れているのが分かりました。




心の中で、



このビル、倒壊するの?




津波が来るんじゃないの?








正直、生きた心地がしなかった








死ぬかと思った。






数秒ですが・・・


生まれて初めて、『死』を感じた瞬間。








どのくらい地震は続いたのだろう。


時間はよく分からない。






地震が治まっても余震が怖いから




みんな、その場から暫く動かない。








金曜日の昼下がり、




数時間もすれば帰宅時間になり


楽しい週末を迎えるはずだったオフィスビルが




一瞬のうちにパニックになりました。




けが人は何人かいましたが、


回線や設備の面では問題がなかったようです。




みんな無事で良かった。




生きてて良かったと思いました。






誰かが、


『フジテレビが燃えている』と叫びました。


たかたか日記-110311_145704.jpg


会社の窓から撮った一枚。




後で知りましたが、


燃えていたのはフジテレビでなく、後ろのテレコムセンタービルでした。



でも、この火災で地震の大きさを知りました。







そして、


『東北地方太平洋沖地震』の悲惨さを知るのはこの後。








東京の交通網がストップし、その日は会社で泊まった事。



土曜日の朝、6時間かけて帰宅した事。



帰宅しても家中バラバラだった事。



知り合いの部屋もバラバラでHELPに行った事。






書きたい事がいっぱい。

(時間があれば書きたいと思います)



でも、疲れたとは言わない。



被災者の方々に失礼。







週末の間で、東京の交通網は随分復旧しました。




私もまた、普段と変わりない生活を送れそうですが、




政府がテレビで呼びかけているように、


電気の節電、節制に協力しようと思います。


今、できる事をしていきたいと思います。





このような思いは、今後したくないです。




最後に改めて、



『東北地方太平洋沖地震』で

避難されている方へのエールと

多くのお亡くなりになられた方へ、

謹んで哀悼の意を表し、

心からご冥福をお祈り致します。



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