ひょんな流れでVTuberになった40歳の男。
まるで売れないネット漫画の様だが
事実である。
毎日21時頃に放送しているが
最近、枠を開くとすぐに中1の女子が遊びに来る。
ハマっているわけではない
おそらく少し同情しているのだ(笑)
ずっと来場者0人で放送していたのが
トップ画面からわかるらしく
それで哀れんで来てくれたのが始まり。
40歳と中1の女子と書くと
もう犯罪の匂いしかしないが‥‥
リアルでは10分程マイクラをやって
飽きられて解散するだけの仲だ(笑)
もちろんまともにクラフトもできない。
二人で浮遊しているだけ。
そういえば昨日は新しい来客があった。
高3の女の子。
今も言うかしらないがLJK。
「学校は楽しい?」
当たり障りのない質問を投げると
「私‥実は有名人で困ってまして」
有名人!?
ポジティブ、ネガティブで変わるが
なかなか良い称号をお持ちで!
「人気者って事?」
「はい‥男子からも女子からも人気があるんです」
自信のなさそうな声ですごい自慢をしてくる。
太古に男子でこういう子を見たことがあるが
女子ははじめて♥
会話が続かなくなったので
俺の自慢の帽子の感想を求めた。
「私にはよくわかりません」
‥‥‥。
いつもの様に中1がマイクラをせがんだので
LJKは去ってしまった。
「あの子忙しかったのかな?」
中1の空気の読めなさが面白い。
VTuber生活もまた面白いな。