ダンロップのサーキットステーション参加のためにロードスポーツ2に再度タイヤ交換しました。
昨年のタイヤテストで取り外していたタイヤの再装着です。
あまりイメージが良くないタイヤ
以前のインプレッションです↓
今回は同時にメーカーさんと話をする案件が出てきてしっかりと再評価をする必要が出てきました
さて、評価です
総評としては「出来の悪いαシリーズ」です。
運動性能は高いのですが扱いにくくαほど内向性が強くなく軽さが目立ちます、ラバーのグリップもαほど強くないため信頼が希薄に感じます、結果的に曲がらない感が出てしまう所も残念です。
コーナーリングを進入、方向転換、脱出、で分けます。
進入→手答えがない、動きは軽く進入で引っ掛かる所もないのだが感覚的に掴みにくい。絶対的なラバーのグリップ(信頼感)もないので不安になる。ケース自体は硬く感じ接地感も希薄。バンキングはクセもなくニュートラルが故に手応えを感じにくくて悪い、早いなり遅いなり有ればいいのだが悪い意味でクセがなく掴み辛い。自由度が高いと言えば聞こえがいいが安心感が出ないためいつもソワソワしている感じがする。内向性は弱くサイドを積極的に使う事で内向性が出る感じがする、安定感を出すためにブレーキを引きずっても落ち着かない(サスの問題もある)。ブレーキ強めからだと倒しはじめがしにくい時がある(フロントの高さを変えることで少し改善)。
方向転換→これが悪い。軽く安定感がない。よく動くのだが軽く落ち着きがない。接地感が弱く安心して倒せない→セルフステアで方向が変わらない。奥まったコーナーで2段階的に曲げる事はできるがバンキングが落ち着かない。ここでしっかり向きが変えられないので最終出口で脱出方向に車体が向いていない。軽快と言うよりフラフラして落ち着きがない。フロントからリアへの移行が分かりにくく繋ぎが悪いため方向転換するタイミングが掴みにくい。向きが変わらない。フロントブレーキでの速度調節はできる(リアは使いにくい)
脱出→方向転換が上手く出来ていないため出口に向いていない、なので曲がらないイメージが付く。ケースの硬さからかミシュランと同じリアのサスセットだと跳ねる感じが出て怖い。タイヤ自体のクッション性が弱く接地感の希薄さと不安定さを感じる。
ウルトラ酷評です
実際に販売数も厳しいですしね
メーカーさん的には「高い運動性能でクセもなく軽く扱える」なんでしょうけどね。
確かに運動性能は高いです、奥まったコーナーなんかでは段階的に角度変えれますしフロントを引きずったまま進入していけます。不安定さもサスセットを変えて扱いやすくはなりました。
グリップもサラッとした感じはありますが滑る事はもちろんありません、タイヤを信頼して入っていけば何とかなります。
性能を維持したライフも長いとの事なのでその辺は先になりますが評価出来るかもしれません。
今の流れ(時代の)行くと少しズレている感がありますね、安定感があって扱いやすいが今の主流ですからね。
ツーリングの途中の山道を軽く流して走るならまだいいかも…そんなこともないか
ギャップとかの収束も悪いです、ミシュランが良すぎだったかも知らないですが弾かれるような感じがしますね、悪路も同じく怖く感じます。
内圧で調整しても素性は変えれないですからね。
ともかく良い評価されにくいタイヤですね。
一応メーカーの案内です
サーキットステーションが無くなったのでミシュランに戻したいですが面倒臭いのでしばらくはロードスポーツ2 ですね。
ロードスポーツ2 を履いてミシュランの良さを再確認、もちろんデメリットも再確認なんて状態です。あと、面白いほどサスセットが変わりました、リアは高さを変えずにダンパーをソフトにあまり押さないように、フロントは高さを出しました、ミシュランと逆の感じですかね。サスの勉強にもなりますから楽しいし良い経験です。
あー今のタイヤの状況です
龍神行った時
いつもの月ヶ瀬
摩耗の仕方が違って面白いですね
まーあくまでもこの評価は私の主観ですし覚書なのでイメージ強めです。
速くないオッサンが走っての評価ですから
ダンロップさんはα14とロードスマート4が良いだけにスポーツカテゴリーが残念です。
相性がいい人もいるんでしょうけどBSさんやミシュランさんには及ばずな感じは否めないですね
酷評で申し訳ないです。
