2018年にしたカスタムについてブログにあげてなかったので上げていくシリーズ第一弾



私の周りで最近よく話が出たブレーキについてです。

現在の仕様は
・マスター ブレンボRCS19
・キャリパー ブレンボ65P 2枚パッド
・ホースはABSユニットを回さずに直付け
 パッドはベスラーのスポーツです
・フルードはスタンダードなDOT4

この仕様に行くまでにノーマルから段階的に変化させています。

まずはマスター/ニッシン19mmにしました、その時はブレーキホースをABSユニットに回しています。
グッと操作感が向上しました、ノーマルの効くか効かないかの2択のようなタッチからしっかりコントロールできるようになりました。
これでブレーキの違和感に気が付きます。
初期タッチがプアなんですよね、ダイレクト感がないって言うか、しかも2回連続してレバー握ると握りしろ変わるし…対策としてパットのバックプレート取ったり、フルードをDOT5.1にしたりブレーキパッド変更したりしてきました。


しかし改善されず…少しは良くなるのですが根本的の改善はできませんでした。原因はABSにあると考え、その結果としてABSユニットをキャンセル(作動させない)ではなく取り回しから外しました(マスター/キャリパー直付け)。

ノーマルのキャリパーもここで変更しました。
キャリパーはブレンボの40Pと65Pの両方持っていました、どちらにしようか迷いましたが40Pは取り付けるとフォークからキャリパーが離れるため不自然に感じました(私的に)、比べて形状的に剛性も高く取り付けがフォークに近く装着が自然に見える65Pにしました。
キャリパーサポートはアクティブのカワサキ用、55Pのゼファー750とかに使えるものです。

この取り付けは大変でした。
そもそもアクティブのキャリパーサポートはブレンボ65Pの4枚パッド用なので私の65P2枚パッドは形状の違いからキャリパーがサポートに当たってしまい取り付けができませんでした。

ちなみに2枚と4枚はキャリパーの形状も違えばピストン径も違います
2枚パッド→ピストン径34/30 重量1040g
4枚パッド→ピストン径34/34 重量970g
これが4枚パッド↓

私の場合は家にあったのが2枚なので2枚パッドを使いましたが今から買う人は4枚パッドがオススメです(2枚パッドのデザインは好きなんですけどね)

そして形状が違うのはしょうがないのでサポートを削りました笑い泣き
結構削りましたよ、エアーツールがありましたから良かったですが無ければ1日仕事です
しかも左側はフォークにサポートが当たりました笑い泣きABSセンサーの部分
仕方ないのでフォーク側を削りました。

後には引けない状態でしたねチュー
これでなんとかキャリパー付きました、パッドとローターの当たりをチェックしてシムでセンターをだしてなんとかOK爆笑


そしたら次はホース
いらんノーマルホースは撤去
ABSはとりあえずそのまま…放置です!
エラーが出たら対策考えようで行きました、勢いだけでしたねニヤリ何も考えずにやりましたが今までエラー信号は出ていません。

ホース取り回しはフォークの外回しにしました。
外回しは大きく外に出ると不恰好です。
出来るだけフォークにそうようにアンダーブラケットに2wayセパレーターを付けて角度が左右で違わないように、ホースが変に動かないようにしました。
外回しのホースが左右均一になるように気を使いました。

ホースはアクティブのグッドリッジ/ステンレスです。
グッドリッジはアールズと比べてバンジョーが薄くスペースに余裕が持てます、昔から愛用してます。
当初はブラックホース/バンジョーで考えていたのですがバンジョーの角度がアルミよりステンの方が良かったのでステンにしました。
ステンレスの方が角度の種類も多く「ひねり」もあるため自分の好きな角度に持って行きやすいですウインク
色はステンレスなのでシルバー単色です。
こちらを参考にして下さい↓
GSR750の2wayセパレーターの色がチグハグなのは途中で仕様変更したからです。
まー見えない所ですし買い直す予算はありませんでしたねキョロキョロ

で、取り回しこんな感じに
いい感じになったと思ってますニコニコ

私の周りでは全く話題に登りませんがブレーキの中では1番のお気に入りなんですよねホース笑い泣き
全く聞かれませんが笑い泣き

タッチについてはこれで解消できました。
コントロール性も制動力も満足いくものとなりました。
しばらくこれで乗っていました。
途中でパッドはメタリカにしましたね。サーキット走行するようになってもう少し効くやつって感じです。
メタリカは大成功でした、コントロールしやすかった、ニッシン19mmで思いっきり握り込んでいましたね爆笑

でも、ここでも気になる事が出てきます。
問題ってなくならないんですえー

コースでの話ですが握る量が変わってしまう、数周すると効きがプアになってストローク量が多くなっていました。

フルードで対策も考えましたが(スタンダードのDOT4フルード使っていました)、ブレンボのマスターを持っていたので、それに交換しました。
最初からそれにしろよって声が聞こえてきそうですが、順番に試して勉強していきたかったんです照れ


でブレンボRCS19mmレシオ18/20の投入です。
レシオは18で使っています。
ブレーキパッドはメタリカが効きすぎてベスラーにしています。
このマスターは素晴らしいですね!
ニッシン19mmとは別物です。効き方がまるで違います、レバーを握ってる量とブレーキの効きが均一でコントロールしやすい、ニッシンだとフルブレーキで握り込んだ時に感じるダイレクト感が軽く握っても出てくれる、それが握るストロークと正比例で制動力が上がっていくから減速のコントロールができますびっくり
マスターの精度のおかげか無駄に握り込まなくなったせいかわからないですがストローク量の変化はなくなりました爆笑

軽くしっかり効くのでコーナーで引っ掛けるようにも使えますし、正にフロントタイヤを押すことがやりやすいですね爆笑

もーベタ褒めですよチュー
それほど良いマスターです。

あーブログが長くなってますね。
ブレーキに関してはこんな感じです。
ちなみにリアもABS外して取り回ししています。
アクティブのステンホースと、ベスラーのメタルパッドです
キャリパー取り付けのボルトはチタンです。
効果はないでしょうが何となくチタンです。
リアパッドのメタルは大正解ですね、効きがソリッドになってパッドの離れもいい、効き具合がわかりやすいですニコニコ
鈍く感じがちなリアがわかりやすいです。

あー書き忘れ
パッドピンは前後ともにステンレスに変えてあります。フロントはパッドスプリングを外しています。

これでたぶん書き忘れなしです。
珍しく長くなりましたが、長い時間かけてやってるので致し方なしですね口笛

ブレーキカスタムまだ完成はしてないですけど気に入ってます。

今後は長くならないようにします。