今年はタイヤの新作が多く発表されました。
それだけタイヤの試走会も多く期待していましたが…全ての予定が中止

どーしたらいいのえーん
ってなっていたのですが、ダンロップさんのご好意で当社にタイヤを貸して頂けることとなりました。
と言っても全員分はないので立候補制になり私も手をあげました。
運の良いことに選抜されテスト要員に選ばれました。
タイヤ はこちら


ダンロップ スポーツマックス
【ロードスマート4】

私にとって初のツーリングカテゴリーです。
規約として5月末までに1000km走らないといけません笑い泣き
けっこう辛いですが頑張らないとですね

お店にタイヤが来たので早速交換します

今のロードスポーツ2は距離もいってないし再利用しないといけないので慎重にホイールから取り外します
タイヤ交換になると店でないと出来ないので画像は無しです!迷惑かけないようにソッコーでやるからです。

朝から交換してそのまま走行します
1000km縛りがありますからね!私にロングランができるか心配ですから距離を出来るだけ稼いでおきたい

とゆーわけで十津川までツーリングです。


距離的には片道100kmくらい


慣らしも兼ねていい感じの距離でした
止まったのは道の駅のみツーリングと言うよりテストですから

行きは慣らしなのでタイヤなりにコーナーリングして急なトラクションはかけないで走行しました。
帰りは体重移動も含めて試しながら走行しました。

十津川の道をバイクで走るのは何十年振りです、知らん道状態だしツーリングカテゴリーのテストにはうってつけです。



さてここからがファーストインプレです!
「ファースト」ですから話半分で見てくだいウインク


まずは良い点
・コンフォート性が良い、予想していた通りですが路面の細かな凹凸などを拾いません、ライダーに来るコツコツ感もなくストレスフリーですね、直進安定性も良いので移動が楽です。
・ハンドリンが軽快、行きはシートにドッカリ座って走行していましたがターンインや切り返しも問題無し、軽く早く行えます。
・1時旋回が優秀、ターンインがし易く進入の自由度が高いです、上半身を使い重心移動するだけで倒れていきます、柔らかく接地してる感じがあるまま軽くリーンします、その初期の動作が自然でいいです、これだけトレッド剛性を落としている感じがあると初期の倒し込みに不安定さが出そうですが安定しながら軽いコントロールが可能です、大きなアクションを必要としません、ブレーキを使いながらの進入もしっかり出来てタイヤが簡単に潰れてくれるので意外に面白いです

次に悪い点
・2時旋回は鈍い、1時旋回が自然なので感じてしまう所ですね入口で向きをコントロールできるので必要ない要素かもしれないです
・120以上でのコーナーで安定感がない、ふわふわする感じがあるのでスロットル空けてトラクションをかけてしまいますね、トレッド部の剛性がが柔らかいからでしょうか?
・深いバンク角や大きな体重移動をすると落ち着かない、コーナーリング中に速度調節でフロントブレーキを緩めるとお釣りがくる、ここはデメリットと言うと可哀想ですね
因みにこれはあえて悪く言うてます、良い面の裏返しが悪い面になりますからね


総括としては【軽快なコントロール性でスポーツ感が強くコンフォート性に優れたツーリングタイヤ】ですね
長距離も疲れにくいですしツーリング途中の峠ではしっかり走ってくれる。
ブレーキを終わらせてからでも使いながらでもコーナーに進入でき高い初期コントロール性で早めに向きを変えることが可能、その動作に安定感があり安心しながら走れます。
コーナリングもタイヤが軽く潰れるので攻めてる感がでやすく楽しめます、しかもシートにドッカリ座りながら行えます。
動作をスムーズに行えばかなり楽しく走れます。
耐摩耗性も優れており200km程度ではヒゲも消えません。
実速度も高く走行できますからスポーツタイヤが重たく感じる方とかサイドまで使えていない方とかは楽しくなると思います。

ダンロップさんは良いタイヤを作りました。
ミシュランのロード5を研究したらしいですが正にその通りですね。
ツーリングタイヤとして峠も充分に楽しめます。

200km走行後のリアタイヤです


新品状態ですね素晴らしい耐摩耗性です
フロントはこんな感じです


使えてないですね
使う必要もないんでしょうがウインク

心配してましたが楽しめましたし走行後の疲労も少なかったですね(ヘルメットの恩恵もあるでしょうが…)


まずはファーストインプレ
まだまだ誤解してるところは多いと思います
今後の走行でインプレ変わる可能性が高いですからね、そんなに器用ではないので勘違いしてるところありますから話半分ですよ!掌返ししますからニヤリ

まずは200km!残り800km…長いなぁ
走れるかなぁ