例えば『今日、重症者が〇〇名減りました』ってメディア向けに行政が発表しているものも、中等症以下に回復、または退院しての減数なのか、お亡くなりになっての減数なのか、自分から情報を取得しないと判らない怖さがある。
新型コロナウィルスにより日本でお亡くなりになった方の中で、人工呼吸器を使用し、重症者として計上されていた方は僅か2割程度。
つまり、残りの8割程度の方は人工呼吸器を使うところまでに到らぬまま、お亡くなりになっているという事を報道しているところは、ほぼ拝見していない。
また『会食は4人以下で』と国が推奨しているのも、何らかの思惑があるのではと懐疑的に捉えている。
何故そう思ったのか?
それは、1箇所で5人以上が感染確認者を出したと認定されれば、クラスター発生として、行政や保健所等が大々的に調査や状況把握に動かないといけなくなる。
また、マスク会食していれば、国の基準に照らした場合、濃厚接触者から除外出来るというカラクリも発生する。
国のやっている事には何か裏が有るんじゃないか?と身構える必要がある日々、本当に疲れる。
ゴールデンウィーク時期の第一波が小康状態になった時(6月頃)、台湾やNZのように検査体制を徹底的に強化し、無症状感染者によるウイルスの拡散を抑制出来ていれば、今のような感染拡大期に抑え込むπも少なくて済んでいたかと思う。
罹患した方々だけでなく、医療機関・医療従事者にまで多大な心身への負担を掛けずに済んだのではなかろうか?避けられたのではなかろうか?
検査抑制し続けたが為に、お盆休みや今からの年末年始という、黙っていても経済活動が活発になる時期に、営業時間の短縮や旅行での行き来の自粛の要請なんて事態に陥っていく。
何とも後手後手で、タイミングも悪い話である。