日本のコロナウィルス感染(確認)者数は本日747人。

4月11日(720人)以来の700人を超え、過去最多となりました。

特筆すべき点は2つ。

1つ目は、東京都の累計感染(確認)者が1万人を超えた事。

2つ目は、大阪府が100人を超えて、府の最多更新となる121名を記録した事。

それ以外でも、埼玉県や愛知県でも本日最多更新を記録している。

明日から4日間の行動次第では、1〜2週間後に更なる爆発的数字を叩き出してしまう可能性も危惧される。


そして、今回のコロナウィルスは症状が悪化する場合、発症からほぼ2週間程度の期間で重症化し、症状の改善が見られない場合、発症から3週間あたりで生死に関わる事態に直面する傾向がある。

その観点から考えると、7月の頭から徐々に増加傾向していた感染(確認)者が、重症化、生死に関わる状況に陥るのが、ちょうど今辺りからなのである。


一部では「現在重症化している人が少ないから、毒性は低いんだ」と言う人を今でも散見する。

ある意味、毒性がある程度低いから、宿主の命を簡単に奪わず、次々と周りの人に感染していくという点では正解。

しかし、重症化する場合のそこに至るまでのタイムラグ、その観点が抜け落ちている。

毒性は低いんだと甘く見ていると、それこそ足元を掬われる事態に。

それだけは避けないといけない。

なぜなら、思いの外、日本の医療資源は脆弱なんだと明白になったのだから。