ボリス・ジョンソンの会見より
この会見を見て、巷ではそれほど評判が良くないトップであっても、ここまで毅然と力強く、簡潔丁寧に状況と施策の狙い、そして施行3週間後に見直しと明確な期限まで国民に提示している。
前々日の国会で、追い込まれて命を絶った方に関する質疑に対して、ニヤニヤと笑いながら答弁に立つような日本のトップに、これと同じ姿勢を期待するのは無理なんだろうな...
それと、時期を同じくしてニュースになっている小池都知事の『Lockdown』発言。
都知事が“都市の封鎖”と“Lockdown”を並列で発言したものだから「Lockdown=都市封鎖」的に報じる日本メディア。
lock+downなんだから、鍵を下ろせ!鍵を掛けろ!というイメージでしょ?
罰則付きとはいえ、どちらかと言うと「外出禁止令」とか、「家に籠もって!」のイメージ。
“封鎖”なんて言ったら、幹線道路に警察・自衛隊がバリケード構えて、外部からの流入を封じる風景しか浮かばんし...
イコールで報じるのはどうなんだろうか?
それとも日本人の気質として、大袈裟過ぎるくらいでないと気を引き締めないから“封鎖”と強調してる?
上野の桜見物大混雑とか、仙台の“復興の火”観覧大行列とか有ったから、仕方ないのか?