ジャズ漫画『BLUE GIANT』

の舞台ともなった主人公・宮本大の故郷、仙台で関連ライブ・イベントが昨日開催。

『BLUE GIANT NIGHTS 2019』

オープニングアクトはオーディションを勝ち抜いた高校生カルテット「Ascension」

Sax     ・佐々木君
Piano  ・菊地    君
Bass   ・山本    君
Drums・片山    君

若々しさ溢れるだけでない、なかなか聴き応えある演奏で会場から拍手が湧く。

繊細さの上に己れの情熱とアイディアを載せて音を紡ぐピアノの菊地君。

そして、何より目を、耳を奪われたのがドラムの片山君。

15才と紹介されたのが私の聞き間違いか?と思う程の力強さと確かな技術!

でも、いざ演奏後に退場する姿はまだまだジャケット、スーツに着られている感が有って、そこは年相応で初々しさ満載 (*^^*)

各々のこの先の活躍が楽しみです。まずは佐々木君が栗原市出身のジャズピアノ・千葉岳洋君と共演が決まっているようだね~♪


次のアクトは「Blue Note Record Special Band」

ジェイムズ・フランシーズ(pf,key)
ケイシー・ベンジャミン(Sax)
チャールズ・アルトゥラ(gt)
ジェレミー・ダトン(dr)

浮遊感溢れる演奏。仙台ではなかなか触れる機会のないタイプの演奏で、一瞬「あれ?東京JAZZ?」と思ってしまう。

高校生バンドの熱気から、力を抜いて、クールダウン&リラックス。


そして、最後は…

上原ひろみ(pf) & エドマール・カスタネーダ(Harp)

CDでしか聴いた事がなく、改めてナマ演奏と対峙。

いやあ、比べもんにならん!溢れ出す熱量の凄いこと!

上原さんの大地から湧き出るかのような力強さ。

併せて、観ているこちらもつられてしまう笑顔。

聴き終わった時に受けとる多幸感が半端ない。

『チャーミング』という言葉が1番似合うピアニスト、それは上原さんだと私は勝手に思う。


そして、カスタネーダさんのハープの素晴らしさ。

そうか、ハープは1人でメロディとベースを同時に弾ける楽器なんだよな…と再認識。

こんなに噛み合うなんて!と驚くばかり。

しかも、軽く踊りながら、本当に楽しそうに演奏する姿は、観ている側に対する訴求力が凄い!良いものを聴かせてもらいました。


さらに嬉しかったのは、会場のホールで在仙のフリーアナウンサー・舟倉薫さんと酒蔵のイベント以来の再会。

日本酒が好き、音楽が好き、そしてBLUE GIANTコラボTシャツで偶然おそろい…顔を見合わせて思わず笑い合う。

「ラジオでは親戚がお世話になってます m(__)m」とようやくお礼が言えた。


さらにさらに、ホールに思いがけない方が…

BLUEGIANTの原作者・石塚真一先生が何気にお一人で立っていらっしゃってビックリ(@_@)

思わず握手を求めてしまう。

漫画『岳』『BLUE GIANT』と、山好き&ジャズ好きという共通項が有り、いつかお会いして話してみたかった方だったので、冷静を装いながら心中はがっつりテンション上がってました(笑)

嬉しい一時でした。幸運よ、有難う!