昨晩の事ですが、鎮魂の読経と灯籠流しを見て参りました。
場所は震災遺構・仙台市立荒浜小学校近くの貞山堀。
震災前年まで開催されていた夜の荒浜灯籠流しを、昨年より復活開催させた実行委員会代表の話を先頃伺う機会がありました。
その事もあり、私の地元でもお祭りがありましたが、自分の中で荒浜の催しの方が優先順位が高くなり、足を運んだ次第。
会場に行くと、(実行委員会を含めた)地元の皆さん、神戸の学生さん達だけでなく、
詩人・武田こうじさん、3.11メモリアル館の皆さん、メディアテークの館長さん、とあるギャラリーの主さん…と、面識のある方々が思いの外いらっしゃってビックリ。
今回の景色を見て思った事、それは長年続いていた恒例行事が持つ、(住めなくなった)地域の心の拠り所として、記憶として、人々を繋ぐ力や後世に繋いでいく力の大きさ。
終わりを報せる打ち上げ花火、僅か1~2分間のものでしたが、なんとも心に沁みる風景でした。