(前回の公開討論会が流れて、サッカーでいう所の無観客試合みたいな形式になった今回)

現職・愛知治郎氏(自民)と新人・石垣のりこ氏(立憲民主)による、JCI主催による配信形式での討論会を見終えて、私個人としての率直な感想を。

前回愛知氏側の都合で前回は流れ、そして今回の討論会を迎えたにしては、愛知さんの歯切れの悪さ、要点のピントがいまひとつ定まりきらない印象。

政権与党だから自分の色を出しにくい事を差し引いても、準備不足の印象は拭えなかった。

3期18年の任期中、いったい何やってたんだ?と支援者から言われても仕方がない位に散々だったような気がします。


一方の石垣氏、歯切れの良さは元々がアナウンサーですから当たり前。

それを差し引いても、自分は何を訴求したいのか、相手方の言っている点の齟齬をさらりと指摘し、時に現政権に対する憤りからでしょうか、言葉にそれに似た強さを滲ませて話す様子は“新人らしからぬ”等という冠詞は不要な程、凄み・鋭さも感じました。


今回の討論会だけの比較ですと、新人・石垣のりこ氏大差勝ちの様相。

地盤・看板・鞄の3バンが無い、しかも新人という石垣のりこ氏。

「腹の括り方が違う」強さとは、こういう事なのでしょうね。