前に ●0―00
横に 25―25
後ろに★★―★★
こんなナンバーのクルマに囲まれて、思わず車間距離を広めにとりました。
あくまで、私の主観的理由です。敢えてその理由は書きませんが…
さて、今日は仙台市秋保の
秋保の杜 佐々木美術館&人形館 へ。
お目当ては開催中(~4月14日)の
『亥展』~森のそばに住んでいる~
猪、森、里山、人の関係性を改めて考え直す、非常に貴重な展示でした。
昔々、猪ほ東北全土に生息してました。(青森で猪型の土偶が出土)
しかし、豚コレラの大流行により、東北から猪が全滅。
その後、里山・山林の管理が疎かになり始めた1970年代に宮城と福島の県境辺りを北限として確認。
さらに2000年代の地球温暖化と、震災による里山・山林の保全放棄により棲息域の拡大(北上)が加速。
今では秋田県でも再び目撃・捕獲されるようになりました。
警戒心の強い猪が人の居るエリアに下りてこないよう、里山の藪を伐採、森林の間伐による(木の実が豊富に獲れるような)樹木の健全化を考えないといけない段階になっているようです。
あと、食料になるような物をポイ捨て、不法投棄しない。興味本位で餌をやらない。こんな基本的な事も声にしないといけない状態。
本当に考えさせられます。なんたって人間が引き金になって、その人間が困ってしまう事態を呼び込んでしまっているんですからね…