三日月と土星のランデブーをクルマの窓越しに見ながら走る、今日、朝の5時。
向かうはいつもの松島海岸。
赤目の太陽から大きな翼を広げているような雲。
悪くはないが何か物足りないな f(^^;
と、思いつつ帰途へ。
そして、家に戻ってから昨日買った本を読む。
今村夏子さん著
『父と私の桜尾通り商店街』
6編からなる短編小説集。
ドラマティックな盛り上がりが詰め込まれている訳でもなく、
むしろ淡々とストーリーが展開していく作風は相変わらず。
でも、何故かどんどん読み進んでしまう文体が本当に不思議です。
『あひる』といい、『星の子』といい、何故か惹かれるんですよね、今村さんの本。
本作は短編で、かつ文字数が抑えられていたので、あっという間に読み終わってしまった…
その後、コーヒータイムにいつもの所へ。
今日、大学卒業・就職で仙台を離れるバイトさんのバイト最終日。
でも、普段と何ら変わらない感じでニコニコと。
しかし、店内は知り合いやら同級生らしい人達も見受けられ、会計する度に声を掛けられてました。
私も帰り際「今度からはお客さんだね!」と声を掛けたら、
『はい、ここでいつかお客さんとしてお会いしましょう!』と。
どちらかというと物静かで、嫌味なところを感じさせない、本当に良い娘でした。その辺はマスターも奥さんも太鼓判。
社会人として赴く新しい地で仕事を覚え、元気に過ごして欲しいものです。